MotoGP第9戦オランダGP Moto2決勝
2021/06/28
MotoGP第9戦オランダGP、Moto2クラスは、オランダのアッセン(サーキット ファン・ドレンテ)で決勝レースを行ない、ラウル・フェルナンデス(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温23度、路面温度31度のドライコンディションの下、24周で争われた。
好スタートを切ったのは4番グリッドのアロン・カネト(ボスコスクロ)。レミー・ガードナー(カレックス)、サム・ロウズ(カレックス)が続く。2周目にはガードナーがトップに立つが、6周目の最終シケインでロウズとガードナーが激しく競り合う間にアウグスト・フェルナンデス(カレックス)がトップに浮上。8周目にはロウズがトップに立ち、ロウズ、アウグスト・フェルナンデス、ガードナーの3人が4番手以下に差をつけてトップ争いを展開する。
ポールポジションからスタートしたラウル・フェルナンデスは2周目にラインを外して追い上げる展開となったが、7周目に4番手まで挽回すると、トップを争う3人との差を周回ごとに縮めていく。10周目にファステストラップを更新したラウル・フェルナンデスは3番手のアウグスト・フェルナンデスの背後まで迫り、トップ争いは4人の戦いとなる。
14周目にラウル・フェルナンデスはガードナーを交わして3番手に浮上。16周目の1コーナーでロウズを交わして2番手に上がると、18周目の1コーナーでアウグスト・フェルナンデスを交わしてトップに浮上。終盤に単独トップに立つと、21周目にはファステストラップを更新。2位に1.066秒差をつけて、今シーズン3勝目を記録した。
2番手争いは残り2周のシケインで2番手に浮上したガードナーとアウグスト・フェルナンデスが最終ラップまで接戦を展開。ガードナーが僅差の2位に入賞し、KTMアジョがワンツーを達成。ガードナーは5戦連続7度目となるトップ2入り。アウグスト・フェルナンデスは今シーズン初、2019年のサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来29戦ぶりに表彰台を獲得した。
ロウズは4位に入賞。セカンドグループの先頭となる5位にマルコ・ベゼッキ(カレックス)が入賞。小椋 藍(カレックス)が6位に続いた。小椋は序盤から積極的にトップ集団に加わったが、中盤以降はセカンドグループで周回を重ね、6位でチェッカーを受けた。
7位にホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)、8位にチャビ・ビエルヘ(カレックス)、9位にマーセル・シュロッター(カレックス)、10位にセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が入賞。序盤にトップ集団に加わったカネトは中盤前には後退。7番手走行中の20周目の3コーナーで転倒を喫しリタイアに終わった。
MotoGP第9戦オランダGP Moto2クラス決勝結果
1 ラウル・フェルナンデス(カレックス)
2 レミー・ガードナー(カレックス)
3 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
4 サム・ロウズ(カレックス)
5 マルコ・ベゼッキ(カレックス)
6 小椋 藍(カレックス)
7 ホルヘ・ナバーロ(ボスコスクロ)
8 チャビ・ビエルヘ(カレックス)
9 マーセル・シュロッター(カレックス)
10 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
11 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
12 アルベルト・アレナス(ボスコスクロ)
13 ステファノ・マンジ(カレックス)
14 トーマス・ルティ(カレックス)
15 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
16 キャメロン・ボビエ(カレックス)
17 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
18 ジェイク・ディクソン(カレックス)
19 ニッコロ・ブレーガ(カレックス)
20 マルコス・ラミレス(カレックス)
21 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
22 マヌエル・ゴンザレス(MVアグスタ)
23 ハフィス・シャリン(NTS)
24 バリー・バルトゥス(NTS)
R アロン・カネト(ボスコスクロ)
R ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
R ジョー・ロバーツ(カレックス)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R トニー・アルボリーノ(カレックス)
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