全日本RR第4戦筑波【J-GP3レース2】小室旭がホーム筑波で2レース制覇
2021/06/20
左から、2位の尾野、優勝した小室、3位の細谷
朝まで降り続いていた雨はJ-GP3のレース2がスタートするころには上がり、薄日が差し始めていた。路面はほぼ乾いているが、まだ微妙に雨の影響を残している。
好スタートを切ったのはポールシッター小室旭(Sunny moto Planning)。小室はオープニングラップから快調に飛ばし、2周目にはトップ独走状態に移行。オープニングラップから2番手につけて小室を追いかけたのは尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)。尾野も早々に後続を引き離し、単独2番手走行に移る。細谷翼(realize racing team)、木内尚汰(TEAM PLUSONE)、藤田哲弥(P.MU 7C GALESPEED)、森俊也(WJ-FACTORY)、濱田寛太(ライダーズサロン横浜)、徳留真紀(マルマエMTR)らが激しい3番手争いを開始。ここから細谷が抜け出し、7周目あたりから単独3位走行となる。
小室、尾野、細谷のトップ3はそれぞれ単独走行で周回を重ねる。一方、細谷が抜けた後の集団はばらけることなく10台で4位争いを展開。その集団のトップは藤田、木内、彌榮、森と入れ替わる。
レース中にどんどん天候が回復。青空の下で小室が後続に6秒半の大差をつけてチェッカー。うれしいダブルウインを飾った。尾野、細谷もそれぞれ単独走行のままフィニッシュ。細谷はダブル表彰台獲得となった。激しい4位争いは森が制した。
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