全日本RR第4戦筑波【ST600予選】長尾健吾がダブルポールポジション
2021/06/19
久々のポールポジションを喜んだ長尾健吾
ST600は32台がエントリーし、予選はA組とB組に分かれて行なわれた。雨は強まったり弱まったりを繰り返しながらも降り続いている。
先にA組の走行があり、25分間の予選が開始。阿部恵斗(Webike チームノリックヤマハ)が序盤にトップタイムをマーク。セッション残り5分になるとタイムアタック合戦となり、埜口遥希(MuSASHi RT HARC-PRO.)がトップに躍り出る。最後には、スポット参戦の家根谷大晟(FLASH村&eS_Style)が1分02秒276でトップタイムを記録した。
雨はやむことなく、B組も同じようなコンディション。ここでは長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)が快走し、淡々とタイムを詰める。長尾は1分02秒098を出して1番手へ。
残り2分、中村竜也(AUTOBOY☆FirstStar)、小林隼士(T.Pro.Innovation)が浮上。さらに小林は2番手タイムを記録。一方の小山知良(日本郵便 HondaDream TP)はセッション終盤まで下位に沈んでいたが、最後の最後に3番手へポジションを上げた。
A組とB組の結果から、長尾がダブルポールポジションを獲得。レース1の2番手グリッドは家根谷、3番手は小林が獲得した。
ST600ポールポジション
長尾 健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)
「自分は予選B組だったので、A組の様子が見られたことがよかったです。最後、いけるかなって思いながらコースインして、意地じゃないですけど出さなきゃって思って走りました。ポールポジションは久々でうれしいです」
「筑波大会が2レース制になってからは、必ずレース1で優勝しているので、相性はいいと思っています。でもレインコンディションだと違うメンバーが前に来ているので、得意なスタートを決めて、レース1優勝のジンクスを達成したいです」
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