全日本RR第3戦SUGO【J-GP3決勝】小室旭が接戦を制す
2021/05/23
「やっとドライで勝てた!」と喜んだ小室
優勝・小室 旭(Sunny moto Planning)
「やっと勝てました! このレースウイークは本当にいろいろなことがあり、レース展開を考えるまでに気持ちを持っていけなかったのですが、レースが始まったら集中することができました」
「ペースが1分37秒、36秒くらいだったので、開幕戦もてぎみたいに4、5台のグループになるかなってイメージでした。尾野選手が前に出てからは、後ろにだれもいないのを確認して、尾野選手の動きだけを観察しました。仕掛け損ねて終わったらまた悔しい思いをするから、今回は自分から動くレースがしたいと思っていました。残り1周で動いて、KTMのマシンのいいところを使っていきました」
2位・尾野 弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)
「前戦同様勝てるレースだと思っていたから、2位で悔しいです。事前テストが好調だったから逃げられたら逃げようと思っていたのですが、ホールショットが取れず、木内選手にも抜かれて、オープニングラップでリズムが崩れてしまいました」
「小室選手の後ろで走るのは今回の決勝が初めてでしたが、僕らにはストレートでのアドバンテージがなくて、SUGOのレイアウトでは最後の登りでやられるなと感じました。やれることはやりましたが、遊ばれてる感じでしたね。ただ、テスト初日に肋骨と右足を負傷したのですが、その中で開幕戦と同じようなポテンシャルを発揮できたからよかったかなと思います」
3位・高杉 奈緒子(TEAM NAOKO KTM)
「ゴールデンウイークに練習に行って、今回のレースに臨みました。全日本で初めて表彰台です。レースを初めて15年以上経っていますが、ここまで長く応援してくれている人が多いので、みんなの応援にこたえることができてよかったです」
「本当はトップについていきたかったですが、序盤に離されてしまいました。次はついていけるように頑張りたいです。今日は転倒車があっての棚ぼたなので、次は実力で表彰台に上がりたいです」
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