全日本RR第3戦SUGO【ST600予選】早めにタイムを出した荒川晃大がポールポジション!
2021/05/22
全日本ロードレース選手権第3戦SUGO、ST600クラスの予選は荒川晃大(MOTO BUM HONDA)が制してポールポジションを獲得した。
朝から雨が降ったりやんだり、霧が出たりと天気に見放された。ST600クラスの予選が始まった午後には風が強まったものの雨も上がり、路面もほぼ乾いていた。
真っ先に1分31秒台にタイムを入れたのは「ST600クラスはよく赤旗が出るから早めにタイムを出すべきだと思った」という荒川。荒川がにらんだとおり、セッション中盤で赤旗中断があり、残り19分でセッションが再開される。さらに残り7分で突然コースが霧に包まれて再び赤旗が出ると、そのままセッション終了となった。
結局、荒川が2番手の小山知良(日本郵便 HondaDream TP)にコンマ583秒の差をつけてのポールポジション獲得。唯一の1分31秒台だった。
荒川は「事前テストから調子がよく、ドライコンディションにはかなり自信があった。レースはアベレージが大事。テストではそれを課題として、うまくまとまってきた」と語る。「ドライなら自信がある。明日の天候は分からないが、やるべきことをやればいい結果につながると思う」と気合いを入れていた。
こんな記事も読まれています