MotoGP第3戦ポルトガルGP Moto3決勝
2021/04/19
MotoGP第3戦ポルトガルGP、Moto3クラスは、ポルトガルのポルティマオサーキット(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルべ)で決勝レースを行ない、ペドロ・アコスタ(KTM)が優勝した。Moto3クラスの決勝レースは気温23度、路面温度35度のドライコンディションの下、21周で争われた。
ポールスタートのアンドレア・ミーニョ(ホンダ)のリードでレースは始まったが、2周目にチャビエル・アルティガス(ホンダ)がトップに立つ。4周目のコントロールラインをアコスタがトップで通過するが、以後の周回の大半をリードしたのはデニス・フォッジア(ホンダ)だった。
中盤までは11人が接戦のトップ集団を形成。終盤に差し掛かるころには7人に絞られる。フォッジアはトップで最終ラップに入ったが、アコスタが最終ラップにフォッジアの前に出て接戦を制して優勝、前戦に続いて2連勝を飾った。
デニス・フォッジアは僅差の2位でゴール。3位にミーニョが入賞した。フォッジア、ミーニョ共に今シーズン初表彰台を獲得した。
序盤から終始トップ集団の接戦の中で戦った佐々木 歩夢(KTM)が4位に入賞。5位にガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)、6位にニッコロ・アントネッリ(KTM)、7位にロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)、8位にセルジオ・ガルシア(ガスガス)が僅差で続いた。ジャウメ・マシア(KTM)はトップ集団の中で戦っていたが、最終ラップの5コーナーで転倒。すぐに再スタートして9位に入賞した。18番グリッドから追い上げた山中 琉聖(KTM)が10位に入賞。
國井 勇輝(ホンダ)は16位でゴール。鳥羽 海渡(KTM)は8周目の3コーナーで、ラインを外し、戻ってきたアントネッリに接触され転倒。イサン・グエバラ(ガスガス)もこれに巻き込まれた。鳥羽は再スタート後、一度ピットに戻り、再びコースに出たが、8周遅れてのチェッカーとなり、完走扱いとはならなかった。鈴木 竜生(ホンダ)はトップ集団で走行中に3コーナーでアドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)に接触されて転倒リタイアに終わった。
チャンピオンシップ争いでは開幕から3戦連続表彰台に立ち、2連勝を飾ったアコスタがポイントリーダーに浮上した。
MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto3クラス決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(KTM)
2 デニス・フォッジア(ホンダ)
3 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
4 佐々木 歩夢(KTM)
5 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
6 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
7 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
8 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
9 ジャウメ・マシア(KTM)
10 山中 琉聖(KTM)
11 ステファノ・ネパ(KTM)
12 ジェイソン・デュパスキエ(KTM)
13 フィリップ・サラッチ(ホンダ)
14 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
15 デニス・オンジュ(KTM)
16 國井 勇輝(ホンダ)
17 カルロス・タタイ(KTM)
18 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
19 リカルド・ロッシ(KTM)
20 ダリン・ビンダー(ホンダ)
21 マクシミリアン・コフラー(KTM)
22 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
23 ジョン・マクフィー(ホンダ)
24 イサン・グエバラ(ガスガス)
鳥羽 海渡(KTM)
R アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R チャビエル・アルティガス(ホンダ)
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