MotoGP第2戦ドーハGP MotoGP決勝
2021/04/05
MotoGP第2戦ドーハGP、MotoGPクラスは、カタールのロサイル・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温21度、路面温度22度のドライコンディションで争われた。ポールポジションスタートのホルヘ・マルティン(ドゥカティ)が好スタートを切りレースをリード。序盤から終盤まで大集団による接戦が展開された。
マルティンは終始トップの座をキープして周回を重ねたが、残り4周でクアルタラロがトップに浮上。クアルタラロはそこから後続との差を広げ、今シーズン初優勝を達成した。
2番手争いはマルティンとチームメイトのヨハン・ザルコ(ドゥカティ)の戦いとなり、ザルコが最終ラップの15コーナーでマルティンを交わして2番手に浮上すると、開幕戦に続いて2位に入賞した。マルティンは最後にザルコに逆転されたものの、レースの大半をリードし、MotoGPクラス参戦2レース目で初表彰台となる3位に入賞した。
4位にアレックス・リンス(スズキ)、5位にマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、6位にフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が続き、ディフェンディングチャンピオンのジョアン・ミル(スズキ)は7位に入賞。8位にブラッド・ビンダー(KTM)、9位にジャック・ミラー(ドゥカティ)、10位にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の順で続いた。
エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)が11位、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)が12位、ポル・エスパルガロ(ホンダ)が13位、ステファン・ブラドル(ホンダ)が14位、ミゲール・オリベイラ(KTM)が15位に入賞。優勝したクアルタラロから15位のオリベイラのタイム差は8秒928しかなく、これは2019年のカタールGPで記録された優勝者からトップ15までのタイム差(15.093秒)を大きく更新するものとなった。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は16位、中上 貴晶(ホンダ)は17位でゴール。ルカ・マリーニ(ドゥカティ)が18位、ダニロ・ペトルッチ(KTM)が19位、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が20位でチェッカーを受け、アレックス・マルケス(ホンダ)とイケル・レクオナ(KTM)は転倒リタイアに終わった。
MotoGP第2戦ドーハGP MotoGPクラス決勝結果
1 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
2 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)
3 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)
4 アレックス・リンス(スズキ)
5 マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)
6 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)
7 ジョアン・ミル(スズキ)
8 ブラッド・ビンダー(KTM)
9 ジャック・ミラー(ドゥカティ)
10 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)
11 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)
12 フランコ・モルビデリ(ヤマハ)
13 ポル・エスパルガロ(ホンダ)
14 ステファン・ブラドル(ホンダ)
15 ミゲール・オリベイラ(KTM)
16 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
17 中上 貴晶(ホンダ)
18 ルカ・マリーニ(ドゥカティ)
19 ダニロ・ペトルッチ(KTM)
20 ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)
R アレックス・マルケス(ホンダ)
R イケル・レクオナ(KTM)
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