全日本RR第5戦鈴鹿【ST1000予選】名越哲平がクラス初ポールポジション
2020/10/31
全日本ロードレース第5戦ST1000の予選は名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO)が制した。
ここまではランキングトップをひた走る高橋裕紀(日本郵便HondaDream TP)が連続ポールポジションを獲得してきた。しかし、最終戦の予選セッションを終始リードしたのはランキング2位につける名越。4周目に出した2分8秒839でリーダーボードのトップに立ち続ける。
一方、2分9秒台にとどまっていた高橋は、最後の最後で自信のタイムを更新するも、2分9秒223と2分9秒台の壁は破れず。これで名越が今季初ポールポジションを獲得。
名越は「開幕から高橋裕紀選手がずっとポールポジションを取っていましたが、最近は、自分自身もマシンと走りを調整できていますし、前回のもてぎラウンドは高橋選手と一騎打ちをして勝つことができたので、最終戦くらいは自分がポールポジションを取りたいと思いました」と笑顔。しかし決勝に向けては「アベレージがまだ定まっていないので、これからデータを見て、しっかりとレースを戦いたい」と不安も見せていた。
また、2番手は津田拓也(WestPower・S-SPORTS・SUZUKI)。高橋は3番手グリッドから明日の決勝を迎えることになった。
こんな記事も読まれています