セパンサーキットの最高経営責任者が交代
2020/04/10
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットは4月8日、セパン・インターナショナル・サーキットCEOのラズラン・ラズリ氏の退任を発表。後任としてマレーシアの石油及びガスを供給する国営会社であるペトロナスに所属するアズハン・シャリマン・ハニフ氏の就任が発表された。
ラズリ氏はレーシングライダーとしての経験を持つ人物で、2008年よりセパンのCEOに就任。2014年から5年計画でセパンの改革に取り組み、年間のサーキット稼働率を94%までに引き上げた実績を持つ。並行してマレーシア人ライダーの発掘と育成にも取り組み、2015年にはペトロナス・SICチームとしてMoto3クラスにレギュラー参戦を開始。2019年よりMotoGPクラスにペトロナス・ヤマハSRTの代表としてチームの指揮を執り、MotoGPクラス初年度でインディペンデントチームタイトルを獲得した。セパンCEOを退任したラズリ氏は、チーム運営に専念する。
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