MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目はウエットコンディションで、タイムスケジュールが遅れてスタートした上に、セッション中にコースに犬が迷い込み、赤旗中断となった。フルウエットの1回目はアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)がトップに立った。
午後のフリー走行2回目はセッション序盤こそウエットパッチが残り、序盤にコースに出たのは12名のライダーのみだったが、その後、路面コンディションは回復し、開始20分すぎたあたりからスリックタイヤを履いての走行が始まる。目まぐるしくリーダーボードのトップが入れ替わる中で、マルケスはセッション終了間際にファステストラップを記録、自身が昨年記録したコースレコード(2分03秒575)には届かなかったものの、少ないドライコンディションでの走行の中で、きっちりファステストを記録し、初日総合トップに立った。
総合2番手に最後のアタックで2分05秒162を記録したカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が2分05秒190で総合3番手となった。
総合4番手に2分05秒564でアレックス・エスパロガロ(スズキ)総合5番手に2分05秒646でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)総合6番手に2分05秒691でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)総合7番手に2分05秒840でポル・エスパロガロ(ヤマハ)が続き、ステファン・ブラドル(フォワード-ヤマハ)が2分05秒990でオープントップとなる総合8番手につけた。総合9番手に2分06秒092でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が続き、2回目のセッション中に一時はリーダーボードのトップに立ちながら、セッション終盤に1コーナーで転倒を喫したブラドリー・スミス(ヤマハ)は2分06秒134で総合10番手。
ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は2分06秒174で総合11番手に終わり、総合12番手に2分06秒216でスコット・レディング(ホンダ)、総合13番手に2分06秒294でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、総合14番手に2分06秒591でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、総合15番手に2分07秒011でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)の順で続いた。
ダニ・ペドロサ(ホンダ)の代役として参戦する青山 博一(ホンダ)は2分07秒268で総合16番手。以下、総合17番手に2分07秒419でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、総合18番手に2分07秒581でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、総合19番手に2分07秒916でジャック・ミラー(ホンダ)、総合20番手に2分07秒968でユージン・ラバティ(ホンダ)、総合21番手に2分08秒266でカレル・アブラハム(ホンダ)、総合22番手に2分08秒762でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、総合23番手に2分09秒372でロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)、総合24番手に2分11秒258でマルコ・メランドリ(アプリリア)、総合25番手に2分12秒409でアレックス・デ・アンジェリス(ART)の順となった。