MotoGP第16戦日本GP Moto3決勝
2019/10/20
MotoGP第16戦日本GP、Moto3クラスは、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースを行ない、ロレンツォ・ダラ・ポルタ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温24度、路面温度32度のドライコンディションの下、20周で争われた。
好スタートでレースをリードしたのはフロントロウからスタートした鈴木 竜生(ホンダ)。鈴木は8周目までレースをリード。9周目の90度コーナーでダラ・ポルタがトップに立つが、鈴木もダラ・ポルタをぴたりとマークして2番手で周回を重ねる。
レース中盤の10周目の時点でトップ集団は10台前後だったが、14周目のV字コーナーでトップ集団につけていたアロン・カネト(KTM)が転倒。このころにはトップ集団はダラ・ポルタ、鈴木、アルベルト・アレナス(KTM)、セルジオ・ガルシア(ホンダ)、セレスティーノ・ビエッティ(KTM)の5人に絞り込まれる。
終盤に入ってもトップ5台が接戦を繰り広げ、最終ラップに入るが、7コーナーでアレナスが鈴木を交わして2番手に浮上、鈴木は3番手で逆転をねらうが、最終コーナー手前の12コーナーでビエッティが鈴木のインをついて3番手に浮上。
ダラ・ポルタは終始トップをキープし、今シーズン2勝目を記録。チャンピオンシップ争いではダラ・ポルタが優勝し、カネトが転倒によりピットに戻ってリタイアに終わったため、ポイント争いではランキングトップのダラ・ポルタが、ランキング2位のカネトとの差を47ポイント差に拡大した。
2位にアレナス、3位にビエティが入賞し、鈴木は僅差の4位でチェッカーを受けた。5位にセルジオ・ガルシア(ホンダ)が入賞。
6位にジョン・マクフィー(ホンダ)、7位にジャウマ・マシア(KTM)、8位にマルコス・ラミレス(ホンダ)、9位にアロンソ・ロペス(ホンダ)、10位にアンドレア・ミーニョ(KTM)が入賞。
佐々木 歩夢(ホンダ)が13位、小椋 藍(ホンダ)が14位、ワイルドカード参戦の山中 琉聖(ホンダ)は15位入賞。
鳥羽 海渡(ホンダ)は入賞圏内を争ったものの17位でゴール。真崎 一輝(KTM)は20位でチェッカーを受けた。
ワイルドカード参戦の長谷川 聖(ホンダ)はフリー走行でトップタイムの107%をクリアできなかったため、予選以降のセッションに出走できなかった。
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