SBK第12戦アルゼンチン 2日目 スーパーポール/レース1
2019/10/13
SBK(スーパーバイク世界選手権)SBK第12戦アルゼンチンラウンドは、アルゼンチンのサーキット・サンファン・ビリクムで2日目のスーパーポールと決勝レース1を行なった。
スーパーポールでポールポジションを獲得したのはアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)。バウティスタはFP3で2番手につけ、スーパーポールではセッション序盤の開始7分すぎに1分40秒771を記録。このタイムを上回る者はおらず、アッセンラウンド以来となる今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。
2番手に1分40秒896でマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が続き、ジョナサン・レイ(カワサキ)は1分40秒911で3番手とフロントロウを獲得。FP3でトップタイムを記録していたトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)は1分41秒234で4番手となった。
清成 龍一(ホンダ)はFP3は18番手、フリー走行総合18番手でスーパーポールに進み、スーパーポールでは1分44秒251で15番手となった。
決勝レース1は気温31度、路面温度45度のドライコンディションの下、21周で争われた。レイとファン・デル・マークが好スタートを切るが、1周目のバックストレッチでバウティスタが2番手に浮上すると、レイも交わしてトップに立つ。
レース中盤まではストレートスピードに勝るバウティスタが、マシンの速さを生かしてストレートで引き離し、コーナーでレイが迫る展開だったが、中盤すぎにはバウティスタがリードを広げて単独トップに立つと、そのまま今シーズン17勝目を記録した。
レイは単独2位でゴール。3位にトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)が入賞し、インディペンデントライダーのランキングトップを確定させた。
ファン・デル・マークはレース序盤が終わるころにはトップ争いから後退したが、4位に入賞。5位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)、6位にレオン・ハスラム(カワサキ)、7位にトム・サイクス(BMW)、8位にジョルディ・トーレス(カワサキ)、9位にホームレースのレアンドロ・メルカド(カワサキ)、10位にアレッサンドロ・デルビアンコ(ホンダ)が入賞した。
マーカス・ライターバーガー(BMW)が11位、マイケル・リナルディ(ドゥカティ)が12位に続いた。
ユージン・ラバティ(ドゥカティ)、マルコ・メランドリ(ヤマハ)、清成 龍一(ホンダ)、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、レオン・キャミア(ホンダ)の6名はコースコンディションを理由にスターティンググリッドに並ばず、決勝に出走したのは12名のライダーのみとなった。
また、ロリス・バズ(ヤマハ)はスーパーポールでの転倒で負傷。ドクターストップのため、レース1には出走しなかった。
SSP(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、コレンティン・ペロラーリ(ヤマハ)が1分45秒993でSSP初のポールポジションを獲得。2番手に1分46秒060でアイルトン・バドビーニ(カワサキ)、3番手に1分46秒129でジュール・クルゼール(ヤマハ)が続いた。
タイトルを争うランディ・クルメナヒャー(ヤマハ)は1分46秒268で6番手、フェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)は1分46秒917で8番手。大久保 光(カワサキ)は1分47秒201で11番手から決勝に臨む。
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