MotoGP第15戦タイGP Moto2決勝
2019/10/06
MotoGP第15戦タイGP、Moto2クラスは、タイのチャーン・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、ルカ・マリーニ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温32度、路面温度51度のドライコンディションで、24周で争われた。
スタート直後の1コーナーにトップで飛び込んだのは長島 哲太(カレックス)。ポールスタートのアレックス・マルケス(カレックス)がすぐにトップを奪還する。マリーニも二人に続くと、3周目にはマルケスを交わしてトップに浮上。そこから後続にリードを広げていく。
6周目には約1秒、9周目には約2秒とリードを広げたマリーニはトップを独走。中盤すぎには3秒以上のリードを取り、そのまま今シーズン初優勝を達成した。
2番手争いはマルケス、イケル・レクオナ(KTM)、ブラッド・ビンダー(KTM)の3人の争いとなり、中盤までマルケスが2番手をキープしていたが、15周目にレクオナがマルケスを交わして2番手に浮上。さらに16周目にはビンダーもマルケスを交わして3番手に浮上し、接戦を繰り広げる。
ビンダーは最終ラップの11コーナー立ち上がりでレクオナを交わして2番手に上がると、最終コーナーで勝負をかけたレクオナを抑えて2位に入賞。僅差の3位にレクオナが続き、昨年の最終戦バレンシア以来となるグランプリ通算2回目の表彰台を獲得。
マルケスは終盤にはアウグスト・フェルナンデス(カレックス)にも追いつかれ、残り5周で5番手に後退。最後までフェルナンデスと4番手を争ったが、僅差でフェルナンデスが4位、マルケスが5位入賞となった。
6位にホルヘ・マルティン(KTM)が入賞。Moto2クラスベストリザルトを獲得。7位にトーマス・ルティ(カレックス)、8位にニッコロ・ブレーガ(カレックス)が続き、ソムキャット・チャントラ(カレックス)が9位に入賞し、グランプリ初のトップ10フィニッシュをホームレースで達成。10位にマルコ・ベゼッチ(KTM)が続いた。
長島 哲太(カレックス)は序盤はトップ争いに加わったが後退。レース終盤、4人の12番手争いに加わり、15位に入賞した。
チャンピオンシップ争いではマルケスがランキングトップをキープ。フェルナンデスがランキング2位に続く。二人のポイント差は40ポイントに縮まった。
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