MotoGP第12戦イギリスGP MotoGP 1日目フリー走行
2019/08/24
MotoGP第12戦イギリスGP、MotoGPクラスは、イギリスのシルバーストンサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、ファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)が1分59秒225で初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目はFP1、FP2共にドライコンディションで行なわれた。クアルタラーロはFP1でトップタイムを記録。FP2ではセッション終盤にファステストを記録したものの、トラックリミットオーバーで最速タイムがキャンセルとなった。しかし、セッション終了後の映像判定により、当該タイムが復活。セッショントップとなり、初日総合でも今シーズン3回目のトップとなった。
総合2番手に1分59秒476でマルク・マルケス(ホンダ)が続いた。マルケスはFP1、FP2共に2番手。FP2ではセッション開始10分すぎに8コーナーで転倒。この転倒はマルケスにとってフランスGPのQ2以来の転倒となった。FP2セッション終了時点ではクアルタラーロのラップタイムキャンセルにより、暫定トップとなったが、正式結果では2番手となり、初日総合でも2番手となった。
総合3番手に1分59秒765でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。ビニャーレスはFP1、FP2共に3番手につけた。
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はFP1で7番手、FP2ではセッション終盤のアタックで記録したタイムがトラックリミットオーバーで一度はキャンセルとなったが、セッション終了後に当該タイムが復活。1分59秒937で総合4番手で初日を終えた。
ホームレースのカル・クロッチロウ(ホンダ)は1分59秒993で総合5番手。総合6番手に2分00秒110でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、総合7番手に2分00秒183でフランコ・モルビデリ(ヤマハ)、総合8番手に2分00秒360でミゲール・オリベイラ(KTM)、総合9番手に2分00秒392でジャック・ミラー(ドゥカティ)、総合10番手に2分00秒428でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の順で続いた。
中上 貴晶(ホンダ)はFP1を18番手でスタート。FP2ではラストアタックラップ中にトラックリミットオーバーで当該タイムがキャンセルとなり、セッション終了時点では14番手となったが、終了後に当該タイムが復活。2分00秒492で総合11番手で初日を終えた。
アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はFP2のセッション中盤にマシントラブルでコースオフを喫したものの、終盤のアタックで2分00秒497を記録して総合12番手。ポル・エスパルガロ(KTM)が2分00秒591で総合13番手、ヨハン・ザルコ(KTM)が2分00秒664で総合14番手で続き、アレックス・リンス(スズキ)はFP1を4番手で終えたが、FP2では15番手に止まり、FP2で記録した2分00秒666で総合15番手となった。
総合16番手に2分00秒788でフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)、総合17番手に2分00秒907でアンドレア・イアンノーネ(アプリリア)の順で続き、ここまでが、昨年のドライ路面のベストタイム(FP2で記録された2分01秒385)を更新しており、路面再舗装により、ペースが上がっている。
ティト・ラバット(ドゥカティ)はFP1で記録した2分01秒589で総合18番手、カレル・アブラハム(ドゥカティ)もFP1で記録した2分02秒192で総合19番手。負傷欠場中のジョアン・ミル(スズキ)の代役として参戦するシルバン・ギュントーリ(スズキ)は2分02秒240で総合20番手。なお、ミルは今月末に行なわれる予定のミサノテストで復帰を予定している。
総合21番手に2分02秒417でハフィス・シャリン(KTM)が続き、オランダGPでの負傷欠場から復帰したホルヘ・ロレンソ(ホンダ)はFP2で2分02秒907で総合22番手で初日を終えた。
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