全日本RR第5戦もてぎ2&4決勝 中須賀が今季3勝目、2位水野はJSB初表彰台、手負いの高橋は手堅く3位
2019/08/18
左から水野涼、中須賀克行、高橋巧
●優勝・中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「後半戦を勝ちで進めることができて素直にうれしいです。予選からセッティングをいろいろと変えて臨み、今朝のウオームアップでは元に戻して走り込むことを重視しました。決勝は路面温度が上がって厳しいコンディションとなり、昨日も言ったとおりに、この状況に合わせられた人が上に来るなと思っていました。今日は苦手なスタートも決まったので、その後は淡々と自分のリズムで走りました。(水野選手との)タイムがつかず離れずだったのでプレッシャーも感じてきつかったけれど、それは相手も同じだと、強い気持ちで走り続けました。優勝できて、まずはよかったです。次戦の岡山も暑くなると思うので、テストが重要。岡山は得意なコースなので、しっかり結果が残せるように整えていきたいです」
●2位・水野 涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)
「レースウイークをとおして自分の調子は悪くなく、勝ちをねらっていました。トップに立とうとプッシュしましたが、中須賀選手は1枚も2枚も上手で、最後には離されてしまいました。自分としては最後まで100%攻めきったので悔いはありませんが、悔しい気持ちはすごくあります。次戦の岡山は全日本で初優勝したところだし、J-GP2のチャンピオンを決めた、いい思い出のある得意なコースです。今日、差が付いてしまった要因であるタイヤのマネージメントの部分をレベルアップして、次こそ優勝をねらいたいです」
●3位・高橋 巧(Team HRC)
「今朝のウオームアップでのフィーリングは悪くなく、タイムもぽんぽんと出すことができました。決勝でも路面温度が上がらないといいなと思っていたけれど、4輪が走った影響もあったのか異常にグリップが悪く、うまく合わせることができませんでした。レースでは最初に離されてしまって、自分としてはベストを尽くしましたが3位で終わりました。ただ、最低限のポイント差で終われたのでよかったです。今回は(水野)涼に負けたけど、表彰台にホンダが2台上がるのは久々のこと。これを継続しつつ、次は自分が前で終わりたいし、中須賀選手に勝てるよう全力で勝負がしたいです」
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