全日本RR第4戦筑波 J-GP3長谷川聖がWポールポジション
2019/06/22
自身3個目の富沢祥也賞を獲得した長谷川(左)と富沢祥也の母、有希子さん
全日本第4戦筑波が開幕し、J-GP3クラスで長谷川聖(CLUBY's)が2レース共にポールポジションを獲得した。
曇り空の下で始まったJ-GP3予選は25分間のタイムアタック形式。鈴木大空翔(BATTLE FACTORY)と長谷川聖(CLUBY's)の若手同士のアタック合戦で始まる。
セッションスタートから8分足らずで鈴木を含めた2台がそれぞれ別の場所で単独転倒。落下物がコース上に残ってしまったために赤旗中断となる。
すぐにセッション再開。残り10分を切ったあたりからアタック合戦の熾烈さが増す。そしてついに長谷川が59秒796と1分を切る。結局、ほかの1分を切るライダーは現れず、長谷川が唯一の59秒台でポールポジション。セカンドタイムでも長谷川がトップで、2レース共にポールポジション獲得となった。
「事前テストからブレーキトラブルを抱えていた」という長谷川。金曜日の特別走行までトラブルを引きずっていたというが、予選日までに解消。「やっと1分を切れた」と笑顔。午後のレース1に向けては「逃げ切りが一番いいけれど、チャンピオンが最終目標だからリスクを負わず、しっかりとポイントを重ねたい」と気を引き締めていた。
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