MotoGP第6戦イタリアGP Moto3 1日目フリー走行

2019/06/01

　MotoGP第6戦イタリアGP、Moto3クラスは、イタリアのムジェロサーキットで1日目の2回のフリー走行を行ない、鈴木竜生（ホンダ）が1分57秒467で初日総合トップに立った。

　Moto3クラスのフリー走行1日目は好天に恵まれ、午前中のFP1、午後のFP2共、ドライコンディションで行なわれた。

　鈴木はFP1を10番手で終えると、FP2ではセッション終盤の残り2分を切ったところでファステストラップを記録。そのままトップでセッションを終え、チームのホームレースで、初日総合トップに立った。鈴木が初日総合トップとなったのは、グランプリキャリア初。

　総合2番手にワイルドカード参戦のイタリア人ライダー、ケビン・ザンノーニ（TM）が1分57秒506で続き、総合3番手に1分57秒514でトニー・アルボリーノ（ホンダ）、総合4番手に1分57秒540でニッコロ・アントネッリ（ホンダ）とホームレースのイタリア人ライダーが上位に続いた。

　前戦フランスGPのウイナー、ジョン・マクフィー（ホンダ）が1分57秒648で総合5番手に続き、総合6番手に1分57秒691でガブリエル・ロドリゴ（ホンダ）。

　佐々木歩夢（ホンダ）はFP1で21番手、FP2で7番手となり、FP2で記録した1分57秒709で総合7番手で初日をスタート。総合8番手に1分57秒751でマルコス・ラミレス（ホンダ）、総合9番手に1分57秒794でロマーノ・フェナティ（ホンダ）、総合10番手に1分57秒870でダリン・ビンダー（KTM）の順で続いた。

　真崎一輝（KTM）はFP1で24番手、FP2で21番手、FP2で記録した1分58秒641で総合21番手。鳥羽海渡（ホンダ）はFP1で18番手、FP2で23番手、FP2で記録した1分58秒853で総合23番手。ワイルドカード参戦の山中琉聖（ホンダ）はFP1で17番手、FP2で28番手、FP2で記録した1分59秒274で総合29番手で初日を終えた。

　なお、前戦フランスGPで転倒負傷した小椋藍（ホンダ）は今レースを欠場。ゲリー・サリム（ホンダ）が代役として参戦する。サリムはADC（アジア・ドリームカップ）、ATC（アジア・タレントカップ）、全日本J-GP3クラス、Moto3ジュニア世界選手権、MotoGPルーキーズカップに参戦した経験を持つ22歳のインドネシア人ライダー。今年はMoto2ヨーロッパ選手権に参戦しており、世界グランプリは今回が初参戦となる。初日総合ではFP2で記録した1分59秒015で総合26番手だった。