全日本RR第3戦SUGO JSB1000レース2優勝会見
2019/05/26
左から中須賀克行、高橋巧、野左根航汰
●優勝・高橋 巧(Team HRC)
「つらかったです。気温も路面温度もかなり上がって、昨日とも違うコンディションになりました。最初のタイムの詰め方が重要で、1分26秒台で数周できていなかったら、厳しいだろうなと思っていました。後半に中須賀選手がペースアップしてきたので、自分も転倒しそうになりながらもペースを上げていきました。残り周回数を見る余裕もなく、最後は本当につらかったです。最初に作ったマージンがあったから、ここに来られたんだと思います。みんな優勝を目指してやっている中で、この場所に来ることができてすごくうれしいです。鈴鹿8耐は自分一人だけじゃないし、みんなで作り上げていくものだから、今は何とも言えません。でもベースは確実によくなっているので、期待はしています」
●2位・中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「集中して、すぐに巧選手の後ろに付けようと思って決勝に臨みました。しかし、スタートをミスして、一馬選手、岩戸選手、水野選手、航汰、そして自分という順番になって、彼らを抜くのに時間がかかりました。路面温度が上がって厳しかったのはありますが、それでも最初に巧選手に付いていければ勝負できたと思うから、悔いが残ります。楽なレースはさせたくなかったから、たとえ離れていてもプレッシャーを与えたいと思ってペースを上げました。前半戦はここで終わり、鈴鹿8耐を終えてからスプリントに戻りますが、後半戦にはHY戦争がしっかりとできるようにバイクを作っていきたいです」
●3位・野左根 航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「悔しいです。昨日のレースよりもゴールのときの差が開いてしまいました。スタートもうまくいかず、1、2コーナーでの位置取りも悪かったから挽回できませんでした。水野選手との接触もあって遅れて、そこから追い上げていきました。後半は中須賀選手がペースアップして、自分も力を振り絞ってシケインで飛び込んだけど、そこで使い切ってしまって、その後さらに離されてしまったのが今日の反省点です。今週は中須賀選手より自分の方が調子がよかっただけに悔しいです」
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