全日本RR第3戦SUGO JSB1000レース1優勝会見
2019/05/25
左から中須賀克行、高橋 巧、野左根航汰
●優勝・高橋 巧(Team HRC)
「事前テストからいいペースを作ることができて、レースウイークに入っても順調でした。路面温度がここまで高くなるとは思っていなかったので、そこだけはつらかったですが、そのほかは作戦どおりにできました。スタートを失敗せずに、1、2周目はいけるだけ行って、あとはペースを落とさないようにという形です。優勝を目指してやってきて、優勝できた。だから今日は満足です。レース2のプラスは特に分かりませんが、温度は今日よりも上がる予報で、今日以上に厳しくなると思うので、早く対応できるかどうかが勝負になると思います。優勝できたらウイリーでチェッカーを受けたいなと思っていたからやったけど、思ったよりも振られたから明日はもうやりません(笑)」
●2位・中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「現状のベストは出せたかなと思います。開幕戦で勝つことができて、いい流れに乗れたかなと思いましたが、巧選手の速さに翻弄されています。自分たちもレベルアップしていると思っていますが、この2戦は悪い面が出てしまいました。(野左根)航汰との2位争いはお互いに全力でプッシュしていました。ただ、前に出るとリズムがつかめず、最後は何とか航汰の前でゴールできました。巧選手を楽に勝たせる訳にはいかないので、あきらめずに、しっかりとプッシュしたいです」
●3位・野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「事前テストの入りだしはとても調子がよく、すぐに1分26秒台に入ったので、25秒台もすぐに入れられるなと思っていたら、そこから詰めることができませんでした。調子はよくなっているけど、タイムが出ず、そこが問題です。ただ、今回は中須賀選手と競り合うことができました。自分が2位にいるときは真後ろに付かれていて、自分はシケインの立ち上がりが遅く、1コーナーのブレーキを遅らせすぎたら先行を許してしまいました。自分も後ろに付いた方が走りやすく、何度か仕掛けましたが、ラストスパートをかけられて追いつくことができませんでした」
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