全日本RR第3戦SUGO ST600長尾健吾が3度目のポールポジション
2019/05/25
全日本第3戦ST600クラスの予選は長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)が制した。
ディフェンディングチャンピオンの岡本裕生(51ガレージ ニトロレーシング)と、昨年は岡本とタイトル争いを展開していた小山知良(日本郵便 HondaDream TP)、さらにスポット参戦の横江竜司(Shop Union TOUHOKU)の3台が0.001秒を争う僅差のアタック合戦を展開。
セッション残り10分。長尾健吾がいきなりトップ浮上。さらに1分31秒080とコースレコード更新。そのままポールポジション獲得となった。小山は2番手、岡本は3番手フロントロウ。横江は2列目4番手からのスタートとなった。
長尾は「このクラスは台数が多い。セッション序盤にタイム出そうとするライダーが多く、転倒、赤旗という流れになりがち。作戦としてタイミングをずらし、スタートから10分経ってからコースインした。4コーナーの立ち上がりで外側のゼブラと路面のつなぎ目に乗ってスリップダウンしてしまった。バイクは軽傷だったので、すぐにピットに戻った。タイムアタックは1周だけだなという感覚でもう一度出た」と傷ついたつなぎでコメント。「ミスなく、他車とからむことなく、その1周をまとめることができた。転倒は余計だったけれど、結果はよかった」と笑顔を見せた。
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