ヤマハTECH21チーム復刻カラーで目指す鈴鹿8耐5連覇
2019/05/22
5月22日に都内会場でヤマハの鈴鹿8耐参戦発表会が開かれた。出席したエースライダー中須賀克行、吉川和多留監督、堀越慶太郎MS戦略部部長、辻幸一MS統括部長が今年のカラーリングを施しカバーをかけられたマシンの除幕式に臨む。そこに現れたのは1985年の鈴鹿8耐に参戦した『ヤマハTECH21チーム』と同様のカラーリングを施したYZF-R1だった。
堀越部長は「今年のスローガンは『令和の序幕、R1』。同時にR1の発売から21年目。1985年にFZR750でファクトリー参戦開始した時からつけていたのはゼッケン21番でした。当時のカラーリングを施すことでTECH21を懐かしむ人、かつてのファンにサーキットに戻ってきてほしい」とTECH21カラーを施した理由を説明。
中須賀は「1985年というのは僕が生まれて間もなくだから記憶はない。でも話は聞いているから特別カラーで戦えることを誇りに思う。より一層気が引き締まる。復刻カラーに負けないように5連覇という記録に臨む」とコメント。
吉川監督は「僕がライダー人生をスタートしたばかりのころに、あこがれを抱いたマシンのカラーリング。僕がライダーとして参戦したいくらい。今年は他メーカーが力をつけてきているから、しっかり本番までに組み立てていきたい」と意気込みを語った。
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