ミシュラン、南米アルゼンチンに向けて
2019/03/29
2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ
「テルマスのコースは、私たちがMotoGPに復帰して以来、ミシュランにとってちょっとした難敵でした。2015年にここでテストを実施した際には雨にたたられてフルにデータを収集することができませんでしたし、レースを行ったこの3年間は悪天候に見舞われ、タイヤの性能を総合的に評価できる完全なドライコンディションで週末を過ごせたことは一度もありませんでした」
「今年は昨シーズンに敷設された新しいアスファルトに合わせたタイヤの割り当てを行っています。2018年のグランプリでは4種類のコンパウンドを使用しましたが、これは新しい路面でテストができなかったことによるものです。しかしドライコンディションとなったいくつかのセッションでは、それらのタイヤがどのように機能したのか私たちは理解しているので、それに基づいて今年のタイヤ割り当てを決定しています」
「また、今週末のためのタイヤ選択を行う際には、テルマスに似た特性を持つ他のサーキットでタイヤがどのように機能しているのか、その集約的な知識も駆使しました。そして私たちが持つ情報のすべてをベースに、リアのスリックタイヤはすべてのレンジで左右対称設計とする選択をしました」
「テルマスは非常に厳しいコースで、特に高温時にはタイヤを極限まで追い込むことがあります。私たちはあらゆる状況に備えていますし、好結果を得る覚悟で大会に臨みます。天候がそれを許してくれれば!」
※ミシュランからの公式リリース
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