マレーシアのセパンインターナショナルサーキットで、2016年よりMotoGPのオフィシャルタイヤサプライヤーとなることが決まっているミシュランのタイヤテストが行なわれた。
今回のテストには8チームのMotoGPレギュラーライダーも参加。開発中のタイヤの確認とロングランによる耐久性の確認テストが行なわれた模様。なお、このテストはタイムは非公開で、ライダーに対してもタイヤのコメントを口外することは認められていない。
テストにはフロントが2種類、リアが3種類のタイヤがテストのために用意されたという。手元計測による非公式タイムでは、マルク・マルケス(ホンダ)とアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2分00秒1のベストラップを記録したという。マルケスはロングランにもトライし、レースシミュレーションラップを走り切り、今後のタイヤ開発のためのデータをミシュランに提供した。しかし、いっぽうで、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、ドビジオーゾが3コーナー、ジャック・ミラー(ホンダ)とポル・エスパルガロ(ヤマハ)が5コーナーと、いずれも高速コーナーで転倒を喫したという。