SBK開幕戦オーストラリア プレビュー
2019/02/22
本日よりオーストラリアのフィリップアイランドで2019年のSBK(スーパーバイク世界選手権)が開幕する。
ジョナサン・レイ(カワサキ)が2015年から2018年まで4連覇を達成したSBK。カワサキも2015年から4年連続コンストラクターズタイトルを獲得しており、昨年までは王者レイの圧倒的な強さが際立っていた。
しかし、今年はドゥカティがニューマシンのパニガーレV4 Rを投入。MotoGP経験者のアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)を起用。ヤマハは2チーム4名のライダーを起用し、ホンダも体制を一新。BMWもニューマシンの投入と同時に体制を強化させるなど、今シーズンのSBKは5メーカーによる接戦が展開されることになりそうだ。
開幕直前のオフィシャルテストのタイム差も僅差で、昨年までのようにレイの独走という展開に変化が起こりそうだ。そして、今シーズンのSBKはレースフォーマットが変更。決勝3レース制で争われることになった。
予選は従来どおり、2回のSP(スーパーポール)が行なわれ、SP2の結果で土曜日に行なわれる決勝レース1のグリッドが決まる。そして、日曜日の決勝レース2の前に10周の超スプリントとなるスーパーポールレースを実施。スーパーポールレースは上位9位までにチャンピオンシップポイントが付与され、スーパーポールレースの結果で、レース2の上位9位までのグリッドを決定する。このレースフォーマットの変化がどのような影響を及ぼすのかにも注目が集まる。
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