2019年のSBK暫定エントリーリスト発表
2019/01/12
SBK(スーパーバイク世界選手権)の2019年暫定エントリーリストが1月11日付けで発表された。2019年は12チーム18名のライダーが参戦する。
カワサキは王者ジョナサン・レイのチームメイトにレオン・ハスラムが起用され、連覇をねらう。昨年、ルーキーながら活躍を収めたトプラック・ラズガットリオグルは、プセッティレーシングから継続参戦。ただし、チーム名がターキッシュ プセッティレーシングに変更となった。
ドゥカティはニューマシンのパニガーレV4 Rを投入。ワークスチームのAruba.it レーシング-ドゥカティは、チャズ・デイビスが続投し、アルバロ・バウティスタがMotoGPから転向。昨年、ワークスで走ったマイケル・リナルディは、バーニレーシングに移籍、チーム ゴーイレブンに移籍したユージン・ラバティを加えた4名体制でニューマシンの開発とタイトル奪還をめざす。
ヤマハはワークスチームは、アレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マークが継続。新チームのGRT ヤマハ ワールドSBKから、2018年のWSSチャンピオンのサンドロ・コルテセがステップアップし、マルコ・メランドリがヤマハに復帰する。
ホンダはワークスチームの体制を変更。日本のモリワキとイタリアのアルティアの合同チームをHRCがバックアップする形で、モリワキ - アルティア ホンダ レーシングチームとして参戦。昨年のエース、レオン・キャミアが継続起用され、清成 龍一がモリワキと共にSBK復帰を果たした。
BMWはBNW モトラッド ワールドSBKチームとワークス体制を再構築。トム・サイクスが加わり、2018年のスーパーストック1000チャンピオンのマーカス・ライターバーガーがSBKに再挑戦する。
アプリリアはSBK活動を休止、MotoGPマシンの開発に力を注ぐ。また、MVアグスタもSBK活動を休止するが、WSSには継続参戦。さらにフレームコンストラクターとして参戦するMoto2に力を入れる。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)では、コルテセのSBKステップアップによりディフェンディングチャンピオン不在のシーズンとなる。昨年のランキング2位、ルーカス・マヒアスはカワサキに移籍、大久保 光のチームメイトとして、カワサキ プセッティ レーシングより参戦する。ランキング3位のジュール・クルゼールはGMT94 ヤマハに移籍。ランキング4位のランディ・クルメナヒャーは昨年と同体制で継続。チームメイトにランキング5位のフェデリコ・カリカスロが加わった。
SBKとWSSの開幕戦は2月22-24日に開催されるオーストラリアラウンド(フィリップアイランド)。全13戦での開催が予定されている。
2019年SBK暫定エントリーリスト
1 ジョナサン・レイ カワサキZX-10RR カワサキ レーシングチーム ワールドSBK
91 レオン・ハスラム カワサキZX-10RR カワサキ レーシングチーム ワールドSBK
7 チャズ・デイビス ドゥカティ パニガーレV4 R Aruba.it レーシング-ドゥカティ
19 アルバロ・バウティスタ ドゥカティ パニガーレV4 R Aruba.it レーシング-ドゥカティ
22 アレックス・ロウズ ヤマハYZF-R1 パタ ヤマハ ワールドSBKチーム
60 マイケル・ファン・デル・マーク ヤマハYZF-R1 パタ ヤマハ ワールドSBKチーム
28 マーカス・ライターバーガー BMW S1000 RR BNW モトラッド ワールドSBKチーム
66 トム・サイクス BMW S1000 RR BNW モトラッド ワールドSBKチーム
21 マイケル・リナルディ ドゥカティ パニガーレV4 R バーニレーシングチーム
54 トプラック・ラズガットリオグル カワサキZX-10RR ターキッシュ プセッティレーシング
52 アレッサンドロ・デルビアンコ ホンダCBR1000RR アルティア ミエ レーシングチーム
2 レオン・キャミア ホンダCBR1000RR モリワキ - アルティア ホンダ レーシングチーム
23 清成 龍一 ホンダCBR1000RR モリワキ - アルティア ホンダ レーシングチーム
36 レアンドロ・メルカド カワサキZX-10RR オレラック レーシング ベンドナチュラ
50 ユージン・ラバティ ドゥカティ パニガーレV4 R チーム ゴーイレブン
81 ジョルディ・トーレス カワサキZX-10RR チーム ペデルチーニレーシング
11 サンドロ・コルテセ ヤマハYZF-R1 GRT ヤマハ ワールドSBK
33 マルコ・メランドリ ヤマハYZF-R1 GRT ヤマハ ワールドSBK
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