テルル&koharaRTが東京都内のホテルで『テルル&KoharaRT 2015年シーズン参戦計画発表会』を行なった。
全国に104店舗のショップを展開する総合デジタルショップ『テルル』と、GPメカニックとして名を馳せた小原斉氏が率いる『コハラレーシング』がコラボして4年。今年はCEVと全日本JSBにも進出。全日本は全クラスに参戦するという。
CEVはMoto2クラスに長島哲太がエントリー。全日本JSB1000クラスには秋吉耕佑を起用、さらには渡辺一馬がステップアップ。全日本最高峰クラス初年度にいきなり2台体制となる。J-GP2クラスには、昨年はシーズン後半戦から参戦した渥美心が今年はフル参戦。ST600には新たに大久保光が加入。さらにJ-GP3から伊藤和樹がステップアップする。J-GP3には昨年に引き続き岡崎静香が参戦。テルル&kohara RTはライダー7人の大所帯になった。
新加入の秋吉は、「40歳という節目を迎えた。渡辺一馬という後輩ができ、一馬にも成長してほしいし、教えることで自分自身も成長したい。自分のワークスライダーとしての経験を伝えて、一馬の引き出しを増やす手伝いをしたい」とコメント。タイヤは2007年以来となるダンロップ。「一馬にタイヤ開発の仕方を教えたいし、ダンロップのタイヤ開発にも尽力したい」と語った。
最後に、『テルル』を運営する株式会社ピーアップ中込正典社長が挨拶に立ち「私は携帯電話が仕事。レース好きが高じて2006年の鈴鹿8耐で仮面ライダー電王のサブスポンサーになったのがスタート。息子が仮面ライダーが好きだったので。それ以後、もっと深く入り込みたいと、2012年からコハラレーシングとジョイントを始めた。レースに関わって10年。チームを始めて4年。今年はCEV、鈴鹿8耐、全日本全クラスに挑戦する。目標はチームが1位になること」と締めくくった。