SBK第9戦ポルトガル 決勝レース1
2018/09/16
レイがシーズン11勝目をマーク
SBK(スーパーバイク世界選手権)第9戦ポルトガルラウンドは、ポルトガルのポルティマオで決勝レース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
予選でポールポジションを獲得したのはユージン・ラバティ(アプリリア)。ラバティはスーパーポール2で1分40秒705のファステストラップを記録した。
レース1は気温29度、路面温度39度のドライコンディションで争われ、レイは2番グリッドから好スタート。スタート直後の3コーナーでラバティとチャビ・フォレズ(ドゥカティ)が接触し転倒、両者リタイアとなる。
マルコ・メランドリ(ドゥカティ)が2番手、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)が3番手に続くが、3周目にコースレコードを更新するファステストラップを記録したレイは、2番手以下との差を徐々に広げ、6周目に1秒差をつけると、独走態勢に持ち込み、中盤の10周目には2秒2、15周目には3秒3とリードを広げ、そのまま今シーズン11勝目を記録した。
レイが逃げた後、メランドリとサバドーリが僅差の2番手争いを繰り広げたが、12周目の1コーナーでサバドーリが転倒を喫しリタイアに終わり、そのまま単独2番手をキープしたメランドリが2位に入賞。サバドーリの脱落でポジションを一つ上げたマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が3位表彰台を獲得。
4位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)、5位にトム・サイクス(カワサキ)が入賞。中盤すぎまでジョルディ・トーレス(MVアグスタ)とロリス・バズ(BMW)が接戦の6番手争いを展開していたが、15周目にバズがトーレスを交わして6番手に浮上するとそのまま6位でゴール。トーレスが7位に続いた。
8位にトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)、9位にマイケル・リナルディ(ドゥカティ)、10位にアレックス・ロウズ(ヤマハ)が入賞。
レアンドロ・メルカド(カワサキ)が11位、ヨニー・エルナンデス(カワサキ)が12位、ジェイク・ガニエ(ホンダ)が13位、ロマン・ラモス(カワサキ)が14位に入賞。
パトリック・ヤコブセン(ホンダ)は15周を回ってピットに入りリタイア。ヤコブ・シュムルツ(ヤマハ)は12周目の1コーナーで転倒リタイア、レオン・キャミア(ホンダ)は7周目まで10番手を走行していたものの後退、ピットに戻ってリタイアに終わった。
WSS(スーパースポーツ世界選手権)クラスでは、ルーカス・マヒアス(ヤマハ)が1分44秒588でポールポジションを獲得。2番手に1分44秒813でフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)、3番手に1分44秒899でサンドロ・コルテセ(ヤマハ)の順で続いた。
大久保 光(カワサキ)はスーパーポール1で2番手につけ、スーパーポール2に進出。スーパーポール2で1分46秒311を記録し、9番手を獲得。ワイルドカード参戦の長尾 健吾(カワサキ)はスーパーポール1で1分48秒710を記録し、26番手から決勝に臨む。
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