MotoGP第7戦カタルニアGP Moto2決勝
2018/06/18
MotoGP第7戦カタルニアGP、Moto2クラスは、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットで決勝レースを行ない、ファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温27度、路面温度45度のドライコンディション争われた。好スタートでトップに立ったのはアレックス・マルケス(カレックス)。マルケスは7周目までレースをリードするが、8周目の1コーナーでミゲール・オリベイラ(KTM)がマルケスを交わしてトップに浮上する。
ポールスタートのクアルタラーロは序盤からトップ集団の中で周回を重ねていたが、9周目の10コーナーでマルケスを交わして2番手に浮上すると、トップを行くオリベイラを追い、10周目の4コーナーでオリベイラがわずかにラインを外した際にインをついてトップに浮上すると、その周にファステストラップを更新。中盤すぎの13周目あたりからオリベイラとの差を少しずつ広げると、14周目にさらにファステストラップを更新すると、単独トップとなり、そのままグランプリ初優勝を達成した。
オリベイラは単独2位でゴールしたが、チェッカー後、ストレートエンドでスローダウンしていたところ、後続のシモーネ・コルシ(カレックス)に突っ込まれ、両者転倒するアクシデントが発生。幸いオリベイラに大きなケガはなく、スクーターに乗ってパルクフェルメに戻った。
マルケスは3番手に後退した後、チャビ・ビエルヘ(カレックス)、マーセル・シュローター(カレックス)と競り合いを展開したが、ポジションを守って3位表彰台を獲得。シュローターは序盤の7周目の1コーナーでコースオフを喫し、後退したものの、追い上げ、最後はチームメイトのビエルヘを交わして4位でゴール。僅差の5位にビエルヘが続いた。
6位にブラッド・ビンダー(KTM)が入賞。ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)が最終ラップの1コーナーでフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)を交わして7位でゴール。バニャーヤはランキングトップをキープしているが、ランキング2位のオリベイラとの差は1ポイントとなった。
9位にサム・ロウズ(KTM)、10位にイケル・レクオナ(KTM)が入賞。長島 哲太(カレックス)は今シーズン2回目のポイント獲得となる13位に入賞した。
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