MotoGP第5戦フランスGP Moto2決勝
2018/05/21
MotoGP第5戦フランスGP、Moto2クラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)が優勝した。 Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度38度のドライコンディションで争われた。レースは序盤からバニャーヤとアレックス・マルケス(カレックス)が後続にリードを取って、トップ争いを展開。25周のレースの18周を過ぎたあたりでマルケスが遅れ始め、二人の差が1秒前後に広がるが、そこから終盤に向けてマルケスは再び差を縮め始める。いったんはコンマ8秒ほどとなったが、マルケスはトラブルを抱えていたようで、それ以上はバニャーヤを追い詰めることはできず、最終的には約2秒7差をつけてバニャーヤが今シーズン2勝目を記録した。
マルケスが2位に入賞し、今シーズン3回目の表彰台を獲得。ホアン・ミル(カレックス)が3位に入賞し、Moto2クラス初表彰台に立った。ミルは1周目6位、4周目に4位に浮上すると、15周目の3コーナーでマーセル・シュローター(カレックス)を交わして3番手に浮上、そのまま3位でチェッカーを受けた。シュローターはミルに交わされた後、単独4位を走行、そのままチェッカーを受けた。
2番グリッドを獲得しながら、サィティングラップに出れず、最後尾スタートとなったチャビ・ビエルヘ(カレックス)は猛烈な追い上げで5番手まで浮上、最後は一度交わしたミゲール・オリベイラ(KTM)に再び追撃を受けたが、これを抑えきって5位入賞。オリベイラが僅差の6位となった。
Moto2ルーキーのロマーノ・フェナティ(カレックス)も、ビエルヘ、オリベイラとバトルを展開。Moto2クラス初入賞、ベストリザルトとなる7位に入賞。8位にファビオ・クアルタラーロ(スピードアップ)、9位にブラッド・ビンダー(KTM)、10位にステファノ・マンジ(スーター)の順で続いた。
長島 哲太(カレックス)は16位走行中の13周目の13コーナー(最終コーナー)で転倒、再スタートして25位でチェッカーを受けた。ロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)はミルと4番手を争っていた8周目の3コーナーでスリップダウン、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイアし、今シーズン初のノーポイントを喫した。
ポイントランキングではバニャーヤがランキングトップをキープ、2位のオリベイラとのポイント差を25ポイントに拡大。マルケスがトップから31ポイント差の3位に浮上、バルダッサーリはトップから34ポイント差のランキング4位に後退した。
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