MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto2決勝
2018/04/09
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、Moto2クラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで決勝レースを行ない、マッティア・パシーニ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温22度、路面温度23度、曇り空の下、ウエットパッチが残るものの、ドライコンディションで争われた。
ポールスタートのチャビ・ビエルヘ(スーター)がスタートでトップに立つが、1周目のコース終盤でロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)がトップに浮上する。バルダッサーリは2周目までレースをリードするが、3周目にはパシーニがトップに浮上する。
序盤はパシーニ、バルダッサーリ、ミゲール・オリベイラ(KTM)、アレックス・マルケス(カレックス)らがトップ集団を形成。接戦を繰り広げる。
パシーニは3周目以降、コントロールライン上ではトップをキープ。レース中盤まではオリベイラ、バルダッサーリのプッシュを受けるが、レースをリードする。終盤に入ると、トップ争いはパシーニとオリベイラの二人のバトルとなるが、18周目の13コーナーで、ビエルヘが2番手に浮上。終盤はパシーニ、ビヘルヘ、オリベイラの3人によるトップ争いとなる。ビエルヘは残り2周でファステストラップを更新してパシーニを追ったが、最終ラップの13コーナーでラインを外し、パシーニがそのままトップでチェッカーを受けた。
パシーニは2017年のイタリアGP以来となる優勝で、Moto2クラス通算2勝目を記録。この勝利でランキングトップに浮上した。ビエルヘは2017年日本GP以来となる表彰台を獲得。オリベイラが3位に続き、今シーズン初表彰台を獲得した。
バルダッサーリは4位でゴール。マルケスは何度かラインを外すなどトップ争いから遅れ、5位でゴールした。6位にレミー・ガードナー(テック3)が入り、グランプリベストフィニッシュを達成。ルーキーのホアン・ミル(カレックス)は7位に入賞し、Moto2ベストリザルトを更新した。8位にドミニク・エガター(KTM)が続き、開幕戦カタールのウイナー、フランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)は21番グリッドからスタート、9位に入賞したが、ランキング3位に後退した。10位にマーセル・シュローター(スーター)が入賞。長島 哲太(カレックス)は17位でチェッカーを受けた。
こんな記事も読まれています