MotoGP第14戦アラゴンGP Moto3 2日目予選
2017/09/24
MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto3クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで2日目の予選を行ない、ホルヘ・マルティン(ホンダ)が1分58秒067でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温22度、路面温度34度のドライコンディションで争われた。午前中に行なわれたフリー走行3回目でトップタイムを記録していたマルティンは、セッション序盤からリーダーボードのトップに立つ。ホアン・ミル(ホンダ)、アロン・カネト(ホンダ)がファステストを更新してトップに立つが、マルティンは残り17分でトップに再浮上すると、2周連続でファステストを更新する。
残り5分を切って最後のアタックが始まると、マルティンは終了時間ぎりぎりにコントロールラインを通過し、最後のアタックの中間セクターではファステストを更新するが、12コーナーで転倒、タイム更新はならなかったが、残り15分で記録していた1分58秒067で今シーズン7回目のポールポジションを獲得した。マルティンに転倒による大きなダメージはなかった模様。
2番手に1分58秒425でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、3番手に1分58秒516でカネトが続き、フロントロウをホンダ勢が独占。ニッコロ・ブレーガ(KTM)が1分58秒593で4番手で続き、ワイルドカードでグランプリ2戦目となるのデニス・フォッジャ(KTM)が1分58秒768で5番手に続いた。フォッジャは今シーズンのMoto3ジュニア世界選手権で活躍中の16歳のイタリア人ライダー。
6番手に1分58秒784でミル。ミルはラストアタックの15コーナーで、目の前を走っていたアダム・ノロディン(ホンダ)がハイサイドで転倒、これを避けてグラベルに飛び出し、グラベル上で転倒、大きなダメージはなかったが、最後のアタックでタイム短縮はならなかった。また、このクラッシュには同じ集団で走っていたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、アンドレア・ミーニョ(KTM)、フアンフラン・ゲバラ(KTM)の3人が巻き込まれた。
7番手に1分58秒813でジョン・マクフィー(ホンダ)、8番手に1分58秒961でフィリップ・エッテル(KTM)が続き、鈴木 竜生(ホンダ)が1分58秒976で9番手と3列目グリッドを獲得。10番手に1分58秒985でマルコス・ラミレス(KTM)が続き、前戦サンマリノGPのウイナー、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)は1分59秒165で11番手だった。フリー走行から好調だった佐々木 歩夢(ホンダ)は1分59秒390で18番手。鳥羽 海渡(ホンダ)は2分00秒953で31番手から決勝に臨む。
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