SBK第10戦ポルトガルのレース1はジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。
好天の下でスタートした決勝レース1。ホールショットを奪ったのはポールシッターのレイ。オープニングラップから後続を引き離しにかかる。2位争いは混戦となるが、オープニングラップを2番手で戻ってきたのはユージン・ラバティ(アプリリア)。ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)とアプリリア2台、ドゥカティ2台でセカンド集団を形成する。
レイは2周目には後続に3秒ものアドバンテージを築きトップ独走開始。
5周目あたりからセカンド集団を抜け出したデイビスがレイを追い始めた。しかしレイはすでに5秒近い大差を築いていた。
レイはデイビスの追撃をものともせずハイペースのまま周回。デイビスとの差をさらに開いて今季10勝目をマーク。デイビスはレイに近づくことはできなかったものの、後続を大きく引き離して単独2位でチェッカー。3位表彰台はアプリリア2台に替わって追い上げてきたレオン・キャミア(MVアグスタ)の追撃を退けたメランドリが獲得した。
また、高橋巧(ホンダ)は15位とポイント圏内でゴールした。