MotoGP第6戦イタリアGP Moto2決勝
2017/06/05
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto2クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、マッティア・パシーニ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温23度、路面温度31度のドライコンディションで争われた。3番グリッドからスタートしたパシーニは、序盤からトップ争いをリード、アレックス・マルケス(カレックス)、トーマス・ルティ(カレックス)、ポールポジションからスタートしたフランコ・モルビデリ(カレックス)と後続を引き離してトップ争いをリードする。
レース中盤すぎにはモルビデリがトップ争いから脱落。終盤はパシーニ、マルケス、ルティのトップ争いとなる。17周目の1コーナーでマルケスがパシーニを交わしてトップに浮上。ルティも続き、パシーニは3番手に後退するが、すぐにルティを交わして2番手となったパシーニは、18周目にトップを奪い返す。
迎えた最終ラップの1コーナーでルティがトップに浮上。マルケスが2番手に続き、ルティのパッシングでややラインをふさがれたパシーニは3番手に後退する。しかし、ホームレースの勝利をかけたパシーニは7コーナーでマルケスを交わして2番手に浮上すると、続く8コーナーではルティのインをついてトップに浮上。そのままトップでチェッカーを受け、Moto2クラス初優勝を飾った。パシーニの優勝は2009年イタリアGPの250クラス以来となる。
2位にルティ、3位にマルケスが入賞。モルビデリはトップ争いから脱落し、4位でゴール。5位にミゲール・オリベイラ(KTM)、6位にルカ・マリーニ(カレックス)、7位にドミニク・エガター(スーター)、8位にシモーネ・コルシ(スピードアップ)、9位にホルヘ・ナバーロ(カレックス)、10位にブラッド・ビンダー(KTM)の順で続いた。2戦連続で2位に入賞し、Moto2クラスでは初のホームレースだったフランチェスコ・バニャーヤ(カレックス)は終盤まで6位を争っていたが、残り2周の1コーナーでスリップダウン、再スタートして22位でチェッカーを受けた。
長島 哲太(カレックス)は24位でゴール。4番グリッドからスタートした中上 貴晶(カレックス)は好スタートでトップ争いに加わっていたが、1周目の最終コーナー進入で、インをついてきたロレンツォ・バルダッサーリ(カレックス)がハイサイド転倒、アウト側にいた中上は巻き込まれ、転倒リタイアに終わった。
こんな記事も読まれています