MotoGP第6戦イタリアGP Moto3決勝
2017/06/05
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto3クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ミーニョ(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温22度、路面温度27度のドライコンディションで争われた。スリップストリームの効くレイアウトのムジェロでは、コントロールライン通過時点の順位が、1コーナーまでに目まぐるしく入れ替わる展開となった。レースはスタートからゴールまで20台を超えるマシンの集団が大接戦を展開。ミーニョは最終ラップにトップで入ると、そのままポジションを守り、最終コーナー立ち上がりでファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が背後にぴったりとつけたが、振り切って、グランプリ初優勝をホームレースで達成。VR46チームにとってもグランプリ初優勝となった。
2位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)が入賞し、ランキングでも2番手に浮上した。3位にフアンフラン・ゲバラ(KTM)が続き、ゲバラはグランプリ初表彰台を獲得。
4位にダリン・ビンダー(KTM)、5位にアロン・カネト(ホンダ)、6位にジョン・マクフィー(ホンダ)が続き、ポイントリーダーのホアン・ミル(ホンダ)は7位でチェッカーを受け、ランキングトップの座をキープ。序盤から中盤にかけてはトップ集団の後方にいた佐々木 歩夢(ホンダ)は終盤には集団のトップに立ち、最終的にグランプリベストとなる8位でフィニッシュ。9位にマルコス・ラミレス(KTM)、10位にニッコロ・ブレーガ(KTM)の順で続いた。
序盤はトップを走っていたロマーノ・フェナティ(ホンダ)は13位に終わり、ランキング3番手に後退。予選でポールを獲得しながら、予選時のスロー走行(自己ベストの110%を超えるタイムでの走行)のペナルティで12グリッド降格の13番手スタートとなったホルヘ・マルティン(ホンダ)は、序盤はトップ集団の前方につけていたが、最終的に15位フィニッシュとなった。
鳥羽 海渡(ホンダ)もスロー走行のペナルティで最後尾スタートとなり、序盤からトップ集団に加わることができず、25位完走に終わった。鈴木 竜生(ホンダ)は、好スタートを決め、序盤にはトップ集団の先頭を走る好走を見せ、最後まで上位をねらっていたが、最終ラップに転倒を喫しリタイアに終わった。
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