MotoGPフィリップアイランドオフィシャルテスト1日目
2017/02/15
オーストラリアのフィリップアイランドサーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが始まった。3日間の予定で行なわれるテスト初日は好天に恵まれ、騒音規制の関係から現地時間の午前9時45分スタート、午後5時45分チェッカーと8時間の走行枠の中で各ライダーがテストプログラムに取り組んだ。
セッション序盤をリードしたのは、セパンオフィシャルテストをトップで終えていたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。午後0時前にダニ・ペドロサ(ホンダ)がトップに浮上するが、午後0時すぎにビニャーレスが1分29秒989を記録してトップを奪還。しかし、ランチタイム前の午後1時すぎにマルク・マルケス(ホンダ)が1分29秒873を記録してトップに浮上する。
その後、ランチタイムをはさんで夕方前に各ライダーが走行を再開。マルケスは残り約1時間となった午後4時半すぎに1分29秒497とファステストを更新。そのままトップで初日を終えた。
セッション終了間際の残り2分で1分29秒683をマークしたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が2番手に続き、残り5分で1分29秒926を記録していったんは2番手に浮上していたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)は最後にロッシに逆転されたが3番手で初日を終えた。
ビニャーレスは自己ベストをセッション終盤にに更新することができず、1分29秒989で4番手に。終了間際の残り3分で1分30秒065を記録したカル・クロッチロウ(ホンダ)が5番手に続いた。
6番手に1分30秒262でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ペドロサは1分30秒281で7番手。8番手に1分30秒410でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、9番手に1分30秒426でジャック・ミラー(ホンダ)、10番手に1分30秒578でジョナス・フォルガー(ヤマハ)の順で続き、フォルガーがルーキー勢のトップとなった。
ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は1分30秒631で11番手、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)は午前11時前に6コーナーで転倒を喫したが、大きなダメージはなく、1分30秒770で12番手。エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分30秒771で13番手、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分30秒802で14番手に、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)は1分30秒867で15番手の順で続いた。
以下、16番手に1分31秒179でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、17番手に1分31秒200でポル・エスパルガロ(KTM)、18番手に1分31秒249でロリス・バズ(ドゥカティ)、19番手に1分31秒432でアレックス・リンス(スズキ)、20番手に1分31秒755でスコット・レディング(ドゥカティ)の順で続き、サム・ロウズ(アプリリア)は午前11時前にシベリアコーナー付近で激しく転倒、コースサイドのタイヤウオールがダメージを受け、セッションは一時赤旗中断となったが、すぐに再開された。ロウズは1分32秒307で21番手、22番手に1分32秒690でブラドリー・スミス(KTM)の順となった。
ティト・ラバット(ホンダ)はセパンテストで負傷したヒザの状態が回復せず、フィリップアイランドテストを欠場した。
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