チームスガイレーシングジャパンが2017年参戦体制を発表
2017/02/02
全日本ロードレースJSB1000クラスに参戦するチームスガイレーシングジャパンの2017年のチーム体制が発表された。今季も引き続き、ピアジオグルーグループジャパン、アプリリアのオフィシャルチーム・ライダーとしての参戦で、アプリリアRSV4での全日本参戦は2年目となる。
「今季はベースマシンにRSV4RFを使用し、旧モデルから約20馬力の出力が向上します。エンジンマネージメントに、アプリリアレーシング製のAPXというSBKで使われているECUを使用します。APXは世界選手権向けの、いわばエキスパート向けの仕様であり、本来の機能を発揮させるには高度で複雑な設定が必要になりますが、レベルアップの激しいJSBクラスで戦うために使いこなさなくてはいけない装備です。タイヤは昨年同様にブリヂストンタイヤですが、今年から17インチとなります。車体セッティングはある意味仕切り直しとなりますので、この機会に、サスペンションを昨年使用したオーリンズから、ドゥカティ時代に使いなれていたWP製に変更します。他に使用する部品に関しては基本的に昨年と同様で、スタッフの陣容もこれまで通りとなっております。昨年、ケガをした右手の指ですが、12月に3度目の手術を行ない、医師と作業療法士からは『順調に回復』との状況診断を頂き、現在もリハビリを続けております。お蔭様で、昨シーズンよりもよい状態でライディングできることは間違いありません。今回のケガも、重ねていく経験の一つであった、と思えるよう今後の活動を続けてまいります。本格的なテストは3月からの予定です。それまでにしっかりと準備を重ねてまいります」とチーム代表であり、ライダーでもある須貝義行は語っている。
2017年 チームスガイレーシングジャパン参戦体制
・参戦レース
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ JSB1000クラス
コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース
・マシン
アプリリアRSV4RF
・ライダー
須貝義行
※鈴鹿8耐では昨年同様にアプリリアのテストライダーであるダニエーレ・ペジーニをペアに予定。
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