MotoGP第7戦カタルニアGP Moto3決勝
2016/06/06
MotoGP第7戦カタルニアGP、Moto3クラスは、スペインのバルセロナ・カタルニアサーキットで決勝レースを行ない、ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温25度、路面温度37度のドライコンディションで争われた。ポールのブラッド・ビンダー(KTM)が好スタートを決めるが、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)、カイルール・イダム・パウィ(ホンダ)がトップに立つなど、序盤から集団による混戦の展開となる。
ナバーロは2周目にトップに浮上し序盤をリードするが、8周目に5コーナーでミスし、トップから後退。中盤にはアロン・カネト(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(KTM)、ビンダー、ガブリエル・ロドリゴ(KTM)とレースリーダーを変え、接戦を展開しながら周回を重ねていく。
終盤に入った16周目にナバーロはトップを奪還。バスティアニーニ、フェナティとホームストレートエンドでスリップを使い合いながら激しくポジションを争う。ビンダーは終盤の19周目の最終シケインでミスをし、直後につけていたロドリゴもこれを避けてランオフに飛び出してしまう。ロドリゴは続く21周目の1コーナーで転倒を喫しリタイアとなる。
残り2周となった21周目にナバーロが2番手以下にコンマ5秒ほどのリードを取ることに成功。2番手争いはビンダーがポジションを挽回して最終ラップに入り、逃げるナバーロを追う。しかし、ナバーロがそのままポジションを守りきって、トップでゴール、グランプリ初優勝を達成した。
3人による2位争いをビンダーが制したが、ビンダーは惜しくも4連勝はならなかった。バスティアニーニが3位と今シーズン初表彰台を獲得。4位にフェナティ(KTM)が続いた。5位にニッコロ・ブレーガ(KTM)、6位にカネトが入賞。ここまでがトップ集団。
6位のカネトから12秒遅れの7位にファビオ・クアルタラーロ(KTM)、8位にホアン・ミル(KTM)、9位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)、10位にヤコブ・コンフェイル(KTM)の順で入賞。
鈴木 竜生(マヒンドラ)は14位でチェッカーを受け、今シーズン3回目の入賞、ベストフィニッシュとなった。
パウィは終盤までトップ集団につけながら、20周目の10コーナーいる愚痴で転倒しリタイア、尾野 弘樹(ホンダ)は序盤はトップ集団に加わっていたものの、4周目の2コーナーで転倒しリタイアに終わった。
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