MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/09/21
MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。Moto2クラスには、前回大会までMotoEシリーズに参戦していたマッテオ・フェラーリ(カレックス)が先日亡くなった、50万人以上のSNS登録者数を誇る人気ライダーのルカ・サルバドーリのために、彼のゼッケン番号23と「CIAO LUCA」のステッカーを付けて、ワイルドカード参戦している。
日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたP2は、気温19度、路面温度17度、湿度76%、一部曇ったドライコンディション。この走行では、歴代コースラップ記録を更新したアロン・カネト(カレックス)がトップだった。記録は1分ン35秒154。2番手フィリップ・サラッチ(カレックス)で1分31秒171、3番手トニー・アルボリーノ(カレックス)1分35秒447。
小椋藍(ボスコスクーロ)は1分35秒609で10番手、佐々木歩夢(カレックス)は1分36秒405で23番手。4名のライダーを除けば、他は全員P2の記録が上回った。小椋は総合も10番手、佐々木は24番手。
日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から15分間で争われた予選Q1は、気温24度、路面温度36度、湿度60%、雲はあるものの晴れたドライコンディション。最初に1分35秒811のトップタイムを記録したアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)の後ろに着ける形で、佐々木は6周目に1分35秒888を記録。その後残り、1分前後の5コーナーで転倒。同じ頃、P2ではマシントラブルでストップしていたディオゴ・モレイラ(カレックス)も6コーナーで転倒、イエローフラッグが出された。
この走行トップはゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)で1分35秒351、2番手デニス・フォッジャ(カレックス)1分35秒385、3番手セナ・エイジアス(カレックス)1分35秒398、4番手アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)1分35秒483だった。以上4人はQ2進出。佐々木は最終8番手となり、明日は8列目22番グリッドとなる。
日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から15分で開催されたQ2は、気温24度、路面温度36度、湿度61%、少し雲があるドライコンディション。序盤は、アルボリーノが1分35秒111で午前のカネトの歴代コース記録を更新。更に、1分34秒945まで縮めてトップだった。中盤には、9コーナーでソムキャット・チャントラ(カレックス)が転倒。
終盤、7周目でジョー・ロバーツ(カレックス)が1分34秒939でアルボリーノの記録を更新。更に、同じく7周目でカネトが1分34秒935を記録し、再び歴代コースラップ記録となり、ポールポジションを獲得。2番手ロバーツ、3番手アルボリーノ。小椋は1分35秒307で7番手、3列目7番グリッドとなった。
明日、日本時間午後6時15分から22周で開催される決勝は、7番グリッドの小椋までの6人が今シーズン優勝経験のあるライダーで並んだ。小椋と9ポイント差で、チャンピオンシップランキング2位のセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は5列目13番スタート。Moto2クラスは明日も面白いレースになりそうだ。小椋と共に、来期は現在のチームを離れることが決定している佐々木にも良い結果を期待したい。
MotoGP 第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 アロン・カネト(カレックス) 1分34秒935 (Q2)
2 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分34秒939 (Q2)
3 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分34秒945 (Q2)
4 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分34秒972 (Q2)
5 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分35秒230 (Q2)
6 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分35秒279 (Q2)
7 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分35秒307 (Q2)
8 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス) 1分35秒380 (Q2)
9 デニス・フォッジャ(カレックス) 1分35秒403 (Q2)
10 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分35秒410 (Q2)
22 佐々木歩夢(カレックス) 1分35秒888 (Q1)
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