MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/09/21
MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス2日目、予選が土曜日、イタリア、ミサノ・ワールドサーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から行なわれたP2は、気温18度、路面温度16度、湿度79%、少し雲があるドライコンディション。
この走行ではダビド・ムニョス(KTM)が1分40秒643のトップタイムを記録した。2番手はダビド・アロンソ(CFMOTO)1分40秒667、3番手フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)1分40秒730。7番手が鈴木竜生(ハスクバーナ)で1分40秒967、山中琉聖(KTM)が10番手に入り1分41秒039、古里太陽(ホンダ)は19番手で1分41秒671だった。半数以上のライダーは、P2で記録を伸ばした。P1とP2を合わせた総合では、鈴木は7番手、山中は10番手、古里は19番手となった。
日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から15分間争われた予選Q1は、気温23度、路面温度35度、湿度63%、晴れ切ったドライコンディション。序盤からトップタイムを更新したホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が1分40秒863で1番手となった。2番手は最終7周目に1分41秒319を記録したダビド・アルマンサ(KTM)、3番手には3周目で1分41秒350を記録した古里。古里は3周目でこの記録を残した後に5周目まで走り、その後はピットへ戻り走行しなかった。4番手は最終8周目で1分41秒490を記録したスコット・オグデン(ホンダ)。以上4名はQ2へ進出。
残り1分を切った頃、ジャビ・ズルトゥザ(KTM)やリカルド・ロッシ(KTM)がスリップ、転倒しそうなところを立て直したものの、その後ろを走行していたジェイコブ・ルールストン(ガスガス)は記録を伸ばし切れず5番手となり、かなり悔しがっていた。
続いて日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から行なわれた予選Q2は、気温36度、路面温度23度、湿度62%、少し雲のあるドライコンディション。この走行では、序盤、2周目にアロンソが1分40秒453を記録しトップとなっていた。Q1から進出した古里が2周目1分40秒500で2番手。
その後も各ライダー周回を重ね、残り時間終了後の最終ラップでアロンソが8コーナーで転倒。何人かはこの周回がラップキャンセルとなる中、アロンソの転倒によるイエローフラッグの影響を受けなかった古里が5周目1分40秒394を記録し、トップとなった。2番手アロンソ、3番手は1分40秒460でアンヘル・ピケラス(ホンダ)。山中は15番手1分41秒556、鈴木は17番手1分41秒894。
古里はMoto3初めてのポールポジションを獲得した。明日、日本時間午後5時(現地時間午前10時)から20周で競われる決勝。ポールポジションスタートの古里はもちろん、山中、鈴木ら日本人選手と、好調なホンダ勢を見守りたい。
MotoGP 第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 古里太陽 (ホンダ) 1分40秒394 (Q2)
2 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分40秒453 (Q2)
3 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分40秒460 (Q2)
4 イバン・オルトラ (KTM) 1分40秒461 (Q2)
5 ステファノ・ネパ (KTM) 1分40秒510 (Q2)
6 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分40秒614 (Q2)
7 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分40秒677 (Q2)
8 ダビド・ムニョス (KTM) 1分40秒713 (Q2)
9 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分40秒744 (Q2)
10 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分40秒772 (Q2)
15 山中琉聖 (KTM) 1分41秒640 (Q2)
17 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分41秒894 (Q2)
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