全日本RR第6戦九州【J-GP3予選】尾野弘樹が3戦連続ポールポジション獲得
2024/09/07
「テストがなかった分、昨日までは苦戦したけれど、何とかアタックすることができました」と尾野
全日本ロードレース第6戦九州のJ-GP3予選は尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が制した。
9月になっても真夏のような太陽が照りつけていたレースウイーク。予選が行なわれた土曜日も朝から気温が上昇。上空には入道雲が浮かんでいた。
20分間の計時予選。セッションスタート早々に1分58秒923でリーダーボードのトップに立ったのは高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)。3周目に尾野が1分57秒791をマーク。翌周には1分57秒192と圧倒的な速さを見せる。
追いかけたのは大田隼人(MARUMAE DreamKitakyushu CPARIS)、木内尚汰(Team Plusone)、松島璃空(BREASTO B-TRIBE RACING)岡崎静夏(JAPAN POST HondaDream TP)のブリヂストン軍団。1分58秒前半のタイムでの攻防が続く。セッション終盤には若松怜(JAPAN POST docomo business TP)も加わるが、尾野以外に1分57秒をマークする者は現われない。
そしてこのまま尾野が3戦連続ポールポジション獲得となった。
J-GP3ポールポジション
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「事前テストがなかったため、昨日の35分2本ではタイヤの選択や、マシンのセッティングが間に合っておらず苦戦していました。予選では、これだろうというタイヤを選択し、去年のセッティングに戻したところ、まともなフィーリングになってアタックすることができました。ただロングランはできていないので、決勝はスタートしてからの組み立てになります。ほかのライダーより自分には引き出しがあると思うので、自信を持って決勝に臨みたいです」
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