MotoGP第2戦ポルトガルGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/03/24
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス2日目、予選が3月24日土曜日、日本時間午後8時(現地時間午後11時)からポルトガル、アウトードロモ・インテルナショナル・アルガルヴェ(通称ポルティマオ・サーキット)で19周の戦いが開催された。気温22度、路面温度24度、湿度55%、曇りのドライコンディション。
ポールポジションスタートのホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が好スタートでホールショット。続いて、ダニエル・オルガド(ガスガス)、ダビド・アロンソ(CFMOTO)、ジョエル・ケルソ(KTM)、イバン・オルトラ(KTM)、ジョエル・エステバン(CFMOTO)、ステファノ・ネパ(KTM)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)、ダビド・ムニョス(KTM)、フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)と続いた。
後方では9コーナーで、山中琉聖(KTM)が転倒し、外側に居たエンジェル・ピケラス(ホンダ)も転倒。アロンソはオルガドの前に出て2番手。先頭はルエダ、アロンソ、オルガド、ケルソ、オルトラ、エステバンの6台で混戦となった。
2周目では、ケルソが1分47秒485のレースラップ新記録を更新。3周目は、ムニョスが1分47秒311で更に更新し、激しい混戦が続いた。後方では、5コーナーでルカ・ルネッタ(ホンダ)がハイサイド転倒。
6周目にはアロンソが1分46秒985で更にレースラップ記録を更新した。トップ集団6台は激しく順位を入れ替えながら折り返しを迎え、残り9周では、アロンソ、オルガド、オルトラ、ベイヤー、ルエダ、ケルソのトップ6の後ろで、エステバン、ネパ、ムニョスらが7番手争いをしていた。7列目スタートの日本人ライダー、鈴木竜生(ハスクバーナ)は14番手、古里太陽(ホンダ)は18番手まで順位を上げた。
先頭集団は、残り5周に入ると、オルガドがトップに立つ。後方では、リカルド・ロッシ(ホンダ)が5コーナーで転倒。そのままオルガドがトップでラストラップに入るころには、オルガドとルエダのトップ争いから0.578離れ、オルトラ、アロンソ、ベイヤー、ケルソの3番手争いとなった。
オルガドはそのままトップでチェッカー、2位ルエダ、3位にはオルトラが入った。オルガドとルエダの差は0.044、オルガドとオルトラの差は0.820とトップ3は1秒以内の僅差でゴールした。日本人ライダー鈴木は13位、古里は18位、山中はリタイア。
今日の結果により、オルガドが現在45ポイント獲得してポイントリーダーとなり、2番手アロンソ38ポイント、3番手オルトラ23ポイント。日本人ライダーは古里が16ポイントで8番手、鈴木が12ポイントで11番手。まだポイントを獲得していない山中も含め、今後もポイントランキングの動向は気になるところ。
アルゼンチンGPがキャンセルされたことにより、次戦、第3戦アメリカGPは3週間後の4月12日から始まる。残り19戦、どれも見逃せない戦いが続きそうだ。
MotoGP第2戦カタールGP Moto3クラス3日目 決勝結果
1 ダニエル・オルガド (ガスガス)
2 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
3 イバン・オルトラ (KTM)
4 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
5 ジョエル・ケルソ (KTM)
6 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
7 ステファノ・ネパ (KTM)
8 ジョエル・エステバン (CFMOTO)
9 ダビド・ムニョス (KTM)
10 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ)
13 鈴木竜生 (ハスクバーナ)
18 古里太陽 (ホンダ)
RT 山中琉聖 (KTM)
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