MotoGP第11戦カタルニアGP Moto2クラス3日目決勝結果
2023/09/04
MotoGP第11戦カタルニアGP Moto2クラス3日目、決勝はスペイン、バルセロナ-カタルニアサーキットで9月3日現地時間午後12時15分(日本時間午後7時15分)から21周で執り行われた。昼間でも曇りで、風が強かった。気温は25度、路面温度29度、湿度53%、ドライコンディション。
スタートはポールポジションのジェイク・ディクソン(カレックス)がトップで、2番手マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、3番手に小椋藍(カレックス)、4番手アロン・カネト(カレックス)、5番手アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、6番手、セルジオ・ガルシア(カレックス)と、7番手フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、8番手ペドロ・アコスタ(カレックス)、9番手アルベルト・アレナス(カレックス)。ディクソンと小椋以外は、地元スペイン人ライダーが上位を独占した。セクター3では、イエローフラッグが出され、アルベルト・スーラがリタイアした。
3周目には、ディクソン、ゴンザレス、カネトがトップ3となって、ロペス、小椋、ガルシア、アコスタ、アレナス、アルデゲールと続く。5周目、ゴンザレスがディクソンの前に出て、小椋とロペスの5番手争いは激しく、軽く接触するシーンもあった。
6周目には、カネトもディクソンの前に出て、1番手ゴンザレス、2番手カネト、3番手ディクソンのトップ3となった。10周目に入ると、アコスタもディクソンを抜いて上位4台の争いが激しくなる。アコスタはすかさずゴンザレスも抜いて2位に浮上、カネトとの差も詰める。
折り返して残り9周になると、ディクソンがゴンザレスを抜いて3位に浮上。残り7周では、アコスタがカネトを抜いてトップに立った。残り6周で、アレナスがゴンザレスを抜いて4番手までポジションを上げ、アコスタ、カネト、ディクソンは三つ巴の激しいトップ争いをしていた。そこへ4番手からアレナスも追いつき、残り5周ではカネトとディクソンがインからアコスタを突いた隙に、アレナスとアコスタは接触しそうになり、アコスタは4番手に下がり、1番手カネト、2番手ディクソン、3番手アレナスになる。
残り4周でディクソンはカネトを抜いて首位に浮上すると、そのままトップでチェッカーを受け、ポールトゥーウィンを決めた。2位カネト、3位アレナス、4位ガルシア、5位ゴンザレス、6位アコスタ、7位に日本人ライダー小椋が入った。もう一人の日本人、野佐根航汰(カレックス)は24位完走。
年間ポイントランキングは、アコスタ186ポイント、今大会ポイント獲得ならずのトニー・アルボリーノ(カレックス)が164ポイント、今回ポールトゥーウィンを果たしたジェイク・ディクソンが142ポイント、2位だったカネトは116ポイント、ロペスが100ポイントと続き、残り9戦、まだ上位の誰もがチャンピオンの可能性を握っている。
MotoGP第11戦カタルニアGP Moto2クラス3日目決勝結果
1 ジェイク・ディクソン (カレックス)
2 アロン・カネト (カレックス)
3 アルベルト・アレナス (カレックス)
4 セルジオ・ガルシア (カレックス)
5 マニュエル・ゴンザレス (カレックス)
6 ペドロ・アコスタ (カレックス)
7 小椋藍 (カレックス)
8 アロンソ・ロペス (ボスコスクーロ)
9 サム・ロウズ (カレックス)
10 セレスティーノ・ビエッティ (カレックス)
11 ジョー・ロバーツ (カレックス)
12 バリー・バルタス (カレックス)
13 フェルミン・アルデゲール (ボスコスクーロ)
14 ソムキャット・チャントラ (カレックス)
15 ジェレミー・アルコバ (カレックス)
16 マルコス・ラミレス (カレックス)
17 トニー・アルボリーノ (カレックス)
18 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク (カレックス)
19 ルーカス・トゥロビッチ (カレックス)
20 ボルハ・ゴメス (カレックス)
21 デニス・フォッジャ (カレックス)
22 マッティア・ラト (カレックス)
23 ロリー・スキナー (カレックス)
24 野佐根航汰 (カレックス)
25 イザン・グエバラ (カレックス)
26 イェライ・ルイズ (フォーワード)
NC フィリップ・サラッチ (カレックス)
NC ボ・ベンスナイダー (カレックス)
NC セナ・アギウス (カレックス)
NFFL イェライ・ルイズ (フォーワード)
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