全日本RR第7戦岡山【全クラス予選】ポールポジションインタビュー
2022/09/17
ポールポジション会見に臨んだ中須賀克行、國峰啄磨、阿部恵斗、尾野弘樹(左から)
全日本ロードレース第7戦岡山の予選終了後、4クラスのポールシッターがそろって会見に参加した。
JSB1000ポールポジション
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「事前テストに参加しなかったので、不安をかかえてのウイーク入りになりました。昨日の午前中の走行は、今年やってきたことの確認作業。午後はアジャストしました。タイムは一気に去年のレベルに持っていけました。今年はリアグリップとマシンバランスを課題としていましたが、進むべき方向に進んでいることが確認できました。今日はアベレージタイムも刻めたし、コースレコードも更新できました。明日はドライコンディションならセッティングも決まっていますが、レインコンディションだとどうなるか分かりません。しっかり自分の力を出し切れれば結果はついてくると思うので、落ち着いて集中していきたいです」
ST1000ポールポジション
國峰啄磨(TOHO Racing)
「ここはTOHOレーシングのホームコースなので、何度か練習に来させてもらいました。いいアベレージタイムできていたのですが、ウイークに入ってから少しマシントラブルがあって、不安な部分がありました。それでも改善できていたから、テストでのベストタイムも更新できて、いい流れがつかめました。渡辺一馬選手のアベレージが予選から上がっています。決勝に向けて独走のイメージをしていましたが、分からなくなりました。どちらにしてもドライコンディションなら一馬選手と一騎打ちになりそうです。前戦では負けたので、明日はしっかり挑みたいです」
ST600ポールポジション
阿部恵斗(Team 51 GARAGE YAMAHA)
「事前テストの前に、チームのテストで何度か走行しました。いいフィーリングは得られていたのですが、マイナートラブルも出て現場でヤマハの人にも見てもらってどうにかまとまった結果が今日の予選です。シーズン後半戦で調子が上がっているのは、後半戦のコースの方が得意だからかなと思います。明日のレースは恐らく天候に左右されると思いますが、ウエットコンディションもドライコンディションも自信はあります。しっかり自分の走りをして2連勝できるように頑張りたいです」
J-GP3ポールポジション
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「昨日の走行からトップで、昨日の時点でコースレコードを上回れました。今日も同等のタイムを出そう、可能なら1分40秒を切ろうと思っていました。コースレコードも更新できたし、1分40秒も切れてうれしいです。今年はタイヤやマシンセッティングを含めて、自分本来の走りができていませんでした。ようやく煮詰まってきて、自分本来の走りができるようになったのがよかったのかなと思います。今年はテストライダーに起用してもらったり、ライダーとしての経験値が上がっています。木内選手、上原選手のレベルも上がってきているので、楽にはなっていません。去年よりも勉強できていると思います。明日のレースは、しっかり最終戦に向けて、チャンピオン獲得に向けてのレースにしたいです」
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