全日本RR第4戦SUGO【J-GP3予選】木内尚汰が2戦連続でポール獲得
2022/06/04
「決勝に向けていろいろな状況を考えながら準備をしたい」と木内
全日本ロードレース第4戦SUGOのJ-GP3予選は木内尚汰(Team Plusone)が制した。
朝から快晴に恵まれた予選日。風は冷たいものの、日なたの気温はぐんぐん上昇している。
35分間のタイムアタック。セッション開始から積極的に飛ばしたのは木内。1周目からリーダーボードのトップに立つと、2周目には1分35秒台をマーク。尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)が追いかける。木内が1分34秒台にタイムを入れると、尾野も1分34秒台をマーク。この二人のアタック合戦に割って入ったのは上原大輝(Team Plusone)。3台で1分34秒台での攻防を展開する。
セッション中盤。尾野が転倒。マシンを止めて、アタック終了を余儀なくされる。
しかしその後の転倒車の影響で赤旗中断。この間に尾野はピットに戻り、急いでマシン修理に入る。
セッション再開後のトップ3台は自身のタイム更新ならず。最後の最後に小合真士(SDG Mortor Sports Jr. Team)が3台に迫る勢いを見せる。しかし届かず1分35秒台にとどまる。これで木内のポールポジションが確定。上原、尾野がフロントロウ獲得となった。
木内は「思ったようなタイムを出せなかったので、ポールポジションを取れたけれども、満足はできていません。でもペースには自信があるので、単独で走る準備をしていきたいです。単独で逃げ切れるようにしたいのですが、集団になったら、それをうまく利用することを考えたいです。いろいろな状況を考えながら準備をしたいです」と語った。
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