MotoGP第4戦アメリカズGP、Moto2クラスは、アメリカのCOTA（サーキット・オブ・ジ・アメリカズ）で2日目の予選を行ない、キャメロン・ボビエ（カレックス）が2分08秒751でポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはジェイク・ディクソン（カレックス）。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でボ・ベンスナイダー（カレックス）がトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温26度、路面温度45度のドライコンディションで争われた。

　アメリカ人ライダーのボビエは残り3分を切ったところでファステストラップを更新。ホームレースでグランプリ初ポールポジションを獲得した。

　2番手に2分09秒091でセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）が続いた。ビエッティはQ1で2番手となりQ2に進出すると、計測2周目でベストタイムを記録。開幕戦カタールGPのポールポジション以来となるフロントロウを獲得。

　3番手に2分09秒283でアロン・カネト（カレックス）が続いたが、カネトはラストアタック中の残り約1分で、17コーナーで転倒を喫してしまった。4番手に2分09秒329でトニー・アルボリーノ（カレックス）。アルボリーノは開始9分すぎに8コーナーで転倒を喫したが、再スタートしてラストアタックで自己ベストを記録。

　5番手に2分09秒358でアルベルト・アレナス（カレックス）、6番手に2分09秒434でディクソン、7番手に2分09秒462でホルヘ・ナバーロ（カレックス）。ナバーロはFP3で黄旗区間中で転倒を喫し、明日の決勝でロングラップペナルティを受けた。8番手に2分09秒614でフェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ）、9番手に2分09秒900でサム・ロウズ（カレックス）、10番手に2分09秒925でペドロ・アコスタ（カレックス）が続き、小椋 藍（カレックス）は11番手。小椋はフリー走行総合8番手でQ2に進んだが、Q2の残り約5分で11コーナー立ち上がりで転倒。転倒前に記録していた2分10秒003が予選タイムとなった。

MotoGP第4戦アメリカズGP Moto2クラス2日目予選総合結果
１ キャメロン・ボビエ（カレックス） 2分08秒751 （Q2）
２ セレスティーノ・ビエッティ（カレックス） 2分09秒091 （Q2）
３ アロン・カネト（カレックス） 2分09秒283 （Q2）
４ トニー・アルボリーノ（カレックス） 2分09秒329 （Q2）
５ アルベルト・アレナス（カレックス） 2分09秒358 （Q2）
６ ジェイク・ディクソン（カレックス） 2分09秒434 （Q2）
７ ホルヘ・ナバーロ（カレックス） 2分09秒462 （Q2）
８ フェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ） 2分09秒614 （Q2）
９ サム・ロウズ（カレックス） 2分09秒900 （Q2）
10 ペドロ・アコスタ（カレックス） 2分09秒925 （Q2）
11 小椋 藍（カレックス） 2分10秒003 （Q2）
12 ボ・ベンスナイダー（カレックス） 2分10秒020 （Q2）
13 マーセル・シュロッター（カレックス） 2分10秒069 （Q2）
14 マルコス・ラミレス（MVアグスタ） 2分10秒127 （Q2）
15 ジェレミー・アルコバ（カレックス） 2分10秒152 （Q2）
16 ジョー・ロバーツ（カレックス） 2分10秒325 （Q2）
17 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 2分10秒707 （Q2）
18 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） No Time （Q2）
19 フィリップ・サラッチ（カレックス） 2分10秒209 （Q1）
20 バリー・バルトゥス（カレックス） 2分10秒471 （Q1）
21 ロマーノ・フェナティ（ボスコスクロ） 2分10秒599 （Q1）
22 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ（カレックス） 2分10秒619 （Q1）
23 マヌエル・ゴンサレス（カレックス） 2分11秒078 （Q1）
24 ガブリエル・ロドリゴ（カレックス） 2分11秒113 （Q1）
25 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス） 2分11秒288 （Q1）
26 アレッサンドロ・ザッコーネ（カレックス） 2分11秒486 （Q1）
27 ニッコロ・アントネッリ（カレックス） 2分13秒291 （Q1）
28 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス） 2分13秒562 （Q1）
29 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 2分17秒038 （Q1）