全日本RR第4戦筑波【ST600レース1】長尾健吾が超スプリントレースを制す
2021/06/19
「5周のレースで安定してスタートを決められた」と長尾
優勝・長尾健吾(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)
「第一レースではタイヤに熱を入れるのに苦労しました。家根谷選手に抜かれたけれど、いいフィーリングが出てくるまで我慢していました。ペースがよくなってきたので前に出て、さあ展開を見ようと思った周に赤旗が出たので、本当はあのままレースを続けたかったですね」
「第2レースは5周という短い周回数で、集中力を維持するのが大変だなって思ったけれど、安定してスタートを決めることができました。ユーズドタイヤだったので、タイヤにも熱が入っていて、それが功を奏してレースができました。ウイニングランでは、バックストレートでチームみんなの顔を思い出して、初優勝みたいに泣いちゃいました」
「今まで筑波では、レース1で勝った次の日は転倒したり勝てないことが続いています。明日もポールポジションからスタートできるし、予報ではドライでレースができるかなと思うので、このまま集中して挑みたいです」
2位・家根谷 大晟(FLASH村&eS_Style)
「全日本の初めての表彰台だったから、絶対に勝ちたいと思っていたのですが、最後にやっぱり全日本ライダーはすごいなって思わされました。負けたけど、楽しいレースでした。今度はこの反省を生かして、勝ちたいです」
「全日本には2年フル参戦をしましたが、今年は筑波に絞ってのスポット参戦です。チームの地元でデータもあるので、勝ちを取りに行こうと決めました。今日の成績はうれしいですが、目の前に勝利が見えていたから悔しいです」
3位・小山知良(日本郵便 HondaDream TP)
「1週間前の事前テストから比べると、奇跡的な表彰台です。予選もフロントの感覚がよくなくて、試行錯誤したのが決勝でいい形になりました。最初、フロントタイヤに熱を入れるまでが大変ですが、熱が入ったらいいフィーリングになるので勝負できる自信があります。予選から見れば今日は200点満点のレースができました」
「明日は筑波マイスターの長尾選手が前にいて、僕は何番グリッドか分からないけど、だいぶ後ろになると思います。でも後ろから追い上げて、ファンに楽しんでもらえるレースにしたいです」
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