MotoGP第6戦イタリアGP Moto3決勝
2021/05/31
MotoGP第6戦イタリアGP、Moto3クラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、デニス・フォッジア(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温20度、路面温度33度のドライコンディションの下、20周で争われた。スタートから15人ほどのライダーによる大きな集団のトップ争いが展開され、最終ラップまで集団の中で順位を入れ替えながら、接戦が続いた。
フォッジアは終始集団の先頭争いをキープ。中盤すぎに集団の中ほどに後退する場面も見られたが、最終ラップに入るコントロールラインをトップで通過すると、2番手を巡るポジション争いが激しくなったこともありわずかに先行。そのままトップでチェッカーを受け、グランプリ通算2勝目、ホームレースとしては初優勝を達成した。
最終ラップに2番手争いに競り勝ったジャウメ・マシア(KTM)が2位に入賞。僅差の3位にガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)が続き、今シーズン初表彰台を獲得。
トップから0.240差の4位に佐々木 歩夢(KTM)が入賞した。5位にダリン・ビンダー(ホンダ)、6位にロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)、7位にジョン・マクフィー(ホンダ)、8位にチャンピオンシップリーダーのペドロ・アコスタ(KTM)、9位にセルジオ・ガルシア(ガスガス)が続いた。
ポールポジションからスタートした鈴木 竜生(ホンダ)は中盤まで集団の先頭グループでレースを引っ張ったが、終盤に後方グループに後退、トップから0.963秒差の10位入賞となった。鳥羽 海渡(KTM)もスタートからトップ集団の中で周回を重ね、終盤には先頭グループに加わったが、12位でゴール。トップから1.429秒に13人のライダーがひしめきながらゴールする接戦だった。代役参戦の松山 拓磨(ホンダ)は22位でゴール。、
前日のQ2で転倒し、病院に搬送されていたジェイソン・デュパスキエ(KTM)が所属するカーエキスパート・プルステルGPとチームメイトの山中 琉聖(KTM)は、決勝レースへの出走を見送ることを決断。Moto3の決勝レース後に、デュパスキエが亡くなったことが発表され、MotoGPクラスの決勝スタート前にホームストレート上で、追悼のセレモニーが行なわれた。
MotoGP第6戦イタリアGP Moto3クラス決勝結果
1 デニス・フォッジア(ホンダ)
2 ジャウメ・マシア(KTM)
3 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
4 佐々木 歩夢(KTM)
5 ダリン・ビンダー(ホンダ)
6 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
7 ジョン・マクフィー(ホンダ)
8 ペドロ・アコスタ(KTM)
9 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
10 鈴木 竜生(ホンダ)
11 フィリップ・サラッチ(ホンダ)
12 鳥羽 海渡(KTM)
13 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
14 ステファノ・ネパ(KTM)
15 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
16 チャビエル・アルティガス(ホンダ)
17 イサン・グエバラ(ガスガス)
18 リカルド・ロッシ(KTM)
19 ロレンソォ・フロン(ホンダ)
20 エリア・バルトリーニ(KTM)
21 アンディ・イズデイハール(ホンダ)
22 松山 拓磨(ホンダ)
R デニス・オンジュ(KTM)
R アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
R アルベルト・スーラ(KTM)
R アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
R カルロス・タタイ(KTM)
R マクシミリアン・コフラー(KTM)
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