全日本RR第3戦SUGO【ST600決勝】荒川晃大が全日本初優勝!
2021/05/23
うれしい全日本初優勝の荒川
優勝・荒川 晃大(MOTO BUM HONDA)
「まず素直にうれしいです。今までトップ集団で走ったことがなくて、トップ争いの経験も少なかったけれど、自分のペースが刻めれば、逃げ切ってゴールできると思っていました。作戦どおりにいってうれしいです。できる限り転ばないタイムで回ろうと思っていて、そこまでタイムを落とさずに周回できたからある程度は課題もクリアできました。最後まで自分のレースができました」
「これまでは、小山選手が最後までついてきて、最後に勝負を仕掛けてくるというようなことが多かったけれど、何を考えても仕方ないと思って、とにかく逃げることを考えました。次戦の筑波は、鈴鹿の次に得意だと思っているので頑張ります」
2位・國峰 啄磨(TOHO Racing)
「事前テストで転倒して、手と胸をケガしているのが不安要素でした。でも、思った以上にカバーすることができて、ライディングに影響はなかったのですが、ケガをしてからレース周回数ほどのロングラップはしていませんでした。スタートしてトップ集団に追いつくくらいのペースで走ることができ、小山選手と鈴木選手に追いついて、さぁどうしようかってときに、目の前で2台とも転倒するのを見てしまって…。しんどい部分はあったけれど、ケガ負っている状況で最終的に2戦連続表彰台に乗ることができたのでよかったかなと思います」
3位・横山 尚太(ガレージL8 Racing Team・YAMAHA)
「事前テストから1分30秒台に入っていて、アベレージタイムでも1分30秒を出せる感覚がありました。そこからレースウイークで詰めようと思っていたけど、雨と霧でロングラップはできませんでした。決勝は長尾選手とペースを作ろうと思っていたら荒川選手が来て、事前テストから彼のペースがいいのは分かっていました。後ろについていこうと思っていたのですが前4台のペース速かったです。長尾選手を抜いてからは自分のペースで走ることができ、後半は國峰選手との差も詰まっていたので、序盤でペースを上げていれば2位もねらえたなと思いました。それでも今日は初めて表彰台を獲得できて、素直にうれしいですし、地元で表彰台に上がれてよかったです。次戦の筑波は2レース共にねらっていきたいです」
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