MotoGP第10戦フランスGP Moto3決勝
2020/10/12
MotoGP第10戦フランスGP、Moto3クラスは、フランスのル・マン(ブガッティ・サーキット)で決勝レースを行ない、セレスティーノ・ビエッティ(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温14度、路面温度16度のドライコンディションで争われた。スタートから16台前後の集団によるトップ争いが展開され、序盤をリードしたのはジャウマ・マシア(ホンダ)。11周目にトップに立ったアルベルト・アレナス(KTM)が中盤をリードするが、マシアは15周目にトップの座を奪還。その後、トニー・アルボリーノ(ホンダ)がトップに立ったが、すぐにマシアはトップの座を取り戻す。
しかし、トップ集団が8台に絞り込まれた終盤の残り2周となった21周目の8コーナーでマシアがラインを外し、その間を縫って、ビエッティがトップに浮上。そのままチェッカーを受け、スティリアGP以来となる今シーズン2勝目を記録した。10番グリッドからスタートしたビエッティは、序盤からトップ集団に加わり、15周目に4番手に浮上すると、21周目に一気にトップに立ち、僅差の接戦を制した。
0.142秒差の2位にアルボリーノが入賞し、アルベルト・アレナス(KTM)が3位に入賞し、ランキングトップに返り咲いた。
マシアは4位に入賞。5位にアンドレア・ミーニョ(KTM)が続き、序盤から終始トップ集団の中で戦った佐々木 歩夢(KTM)が6位に入賞した。
7位にラウル・フェルナンデス(KTM)、8位にガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)が続き、今レース、苦戦していた小椋 藍(ホンダ)は1周目を終えて24番手だったが、中盤以降に追い上げてポジションを挽回、9位に入賞した。10位にカルロス・タタイ(KTM)が入賞。
山中 琉聖(ホンダ)は18位、國井 勇輝(ホンダ)は20位でゴール。鳥羽 海渡(KTM)はトップ集団に加わっていたが、11番手走行中の18周目の7コーナーで転倒を喫しリタイア。鈴木 竜生(ホンダ)は13番手走行中の8周目の8コーナーで転倒リタイアに終わった。
チャンピオンシップ争いではアレナスがトップに浮上。6ポイント差のランキング2位に小椋が続く。
MotoGP第10戦フランスGP Moto3クラス決勝結果
1 セレスティーノ・ビエッティ(KTM)
2 トニー・アルボリーノ(ホンダ)
3 アルベルト・アレナス(KTM)
4 ジャウマ・マシア(ホンダ)
5 アンドレア・ミーニョ(KTM)
6 佐々木 歩夢(KTM)
7 ラウル・フェルナンデス(KTM)
8 ガブリエル・ロドリゴ(ホンダ)
9 小椋 藍(ホンダ)
10 カルロス・タタイ(KTM)
11 セルジオ・ガルシア(ホンダ)
12 フィリップ・サラック(ホンダ)
13 デニス・フォッジア(ホンダ)
14 リカルド・ロッシ(KTM)
15 ステファノ・ネパ(KTM)
16 バリー・バルトゥス(KTM)
17 ジェイソン・デュパスキエ(KTM)
18 山中 琉聖(ホンダ)
19 カイルール・イダム・パウィ(ホンダ)
20 國井 勇輝(ホンダ)
21 マクシミリアン・コフラー(KTM)
22 デニス・オンジュ(KTM)
R ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)
R ジョン・マクフィー(ホンダ)
R ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
R 鳥羽 海渡(KTM)
R ダリン・ビンダー(KTM)
R ダビデ・ピッツオーリ(KTM)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
R アロンソ・ロペス(ハスクバーナ)
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