2019-2020 FIM EWC第3戦ル・マン24時間耐久
2020/08/31
2019-2020 FIM EWC(世界耐久選手権)第3戦ル・マン24時間耐久レースの決勝が8月29日-30日にフランスのル・マン(ブガッティサーキット)で開催され、ジョシュ・フック/フレディ・フォーレイ/マイク・ディ・メリオ組(F.C.C.TSRホンダ・フランス)が優勝した。
新型コロナウイルスの世界的な被害拡大により、今シーズンのEWCはスケジュールを変更。ル・マン24時間は再開1戦目となり、無観客レースとして実施された。
予選でポールポジションを獲得したのは、カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ組(YART・ヤマハ)。決勝レースは29日土曜日の正午にスタート、刻々と変化する天候とコースコンディションの中、24時間の長丁場で争われた。
F.C.C.TSRホンダ・フランスは決勝序盤からトップを争い、4時間目以降はトップの座をキープ。トータル816周を回り、2位に2周差をつけて優勝を果たした。昨年登場した新型CBR1000RR-Rにとって世界選手権格式のレースでは初優勝。F.C.C.TSRホンダ・フランスにとってはル・マン24時間2度目の制覇となった。
814周を回ったジェレミー・ガルノニ/エルワン・ニゴン/デビッド・チェカ組(WEBIKE SRCカワサキ・フランス・トリックスター)が2位に入賞。3位に813周を回ったエティエンヌ・マッソン/グレッグ・ブラック/ザビエル・シメオン組(スズキ・エンデュランス・レーシングチーム)が続いた。
ポールスタートのYART・ヤマハはレース序盤の2時間30分経過すぎに転倒、その後追い上げて4位でゴールした。
チャンピオンシップ争いでは、スズキ・エンデュランス・レーシングチームがランキングトップをキープ。F.C.C.TSRホンダ・フランスは40ポイント差のランキング2位につける。最終戦は9月26日(土)に決勝開催となる、ポルトガルのエストリルサーキットで開催されるエストリル12時間耐久となる。
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